ブログネタ:香水はお好き? 参加中
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しばらくご無沙汰しておりました。
忙しくて更新する気力が出てこなかったのです。すみません。

私は香水がすごく好き。

誰かと会う約束がない日でも出かける時はつけてます。

寝る時に付けるのも実は好き。

別に誰かのためじゃなく、好きな香りに包まれているのが好きなのです。


私の香水は、あまり有名ではないものです。

でも、最初にお店でつけて帰って、数日後には買いに行っていました。

最初は気に入らなかったのに、夜になってもふわっと立ち上る香りに

気がつくとノックアウトされていました。

かなり高いので最初はためらいましたが、今は必需品になっています。


この香り、つけた時はオリエンタルかつノスタルジックな香りが漂います。

しかし、時間が経つにつれ、ふわっと広がるフローラルに変化します。

この香り、爽やか過ぎず、強すぎず・・・そして非常に女性らしいのです。

何よりもこの香りは20歳の女の子には絶対に似合わない。

それだけ強い香りなのです(きつい香りじゃありません)。



いくつか香水を持ってはいますが、私はもうこの一つしか使えません。

日によって香水を使い分けることができないくらい、自分にとってベストな香り。

イタリア人にも「なんて素敵な香りなんだ」と大絶賛されました。

友人知人にも「とっても似合う!」と誉められてきました。

ところが、この香りを一人だけはっきり否定した人物がおります。


それが彼、ポチ氏。

いや、彼は別にこの香りが嫌いではないのです。

でも、長時間ずっと一緒にいる時(寝る時とか)は、洗い流してくれとまで

言われました。

気分が悪くなるそうです。

ほんとに失礼ですね。

自分の香りを否定されることがこんなにも打撃だとは思わなかったです。

付き合っているうちにわかってきましたが、彼は香りに無関心ではなく、

実はとっても敏感なのです。


料理を作れば、まず、香りがいいかどうかをチェック。

香りがよければ、まず第一関門クリア。

その後、味のチェックをします。

極端な場合には、その後一度部屋の外に出て

鼻をリセットしてから部屋に戻って実食するというこだわりぶり。


ただ、そんな彼も、最近は私の香水に慣れてしまった模様。

この間は、なんと「あ、香水つけてる!」と喜んでおりました。

どうやら、私の香水も受け入れてくれたようで、安心しました。


そんな私の香水は Antonia's Flower の Tiempe Passate というもの。

アントニアというイタリア系アメリカ人がこの香水の作者なのですが

この女性のおじいさんが1920年に書いたナポリの歌の名前だとか。

過ぎ去った時・・・という名前にピッタリのノスタルジックかつエレガントな香り・・・・


このTiempe passateに出会ってから、他のどんな香水も受け付けなくなりました。


でも、最近、一つだけ心惹かれた香水があります。

シャネルの ラ・パウザ(確かNo.28)。

これは未だに時々欲しいなぁと思っている不思議なイリスの香りです。

シャネルなんてきつい!と嫌っていたはずの私がお店でしばらく悩んだ香り。

でも値段の高さに諦めました。(3万円以上しました)


また気が向いたら買ってしまうかもしれないちょっと大人の香りです。

正に、ラ・パウザ(小休止というか休憩というような意味)として

時々使うのもいいかも。ただ・・・その割に瓶が大きすぎるのが難点。


私は幸か不幸か香水をプレゼントされたことがありません。

きっと好きな人が選んでくれた香りはまた格別なのだろうと

想像はするけれど、もし貰っても私がそれを使うことはないと思うのです。

大げさかもしれないけど、香水ってものすごく自分のアイデンティティを

象徴するものだと思うから、絶対に自分で選びたいと思います。


香水なんてなくても生きていけるものですが、

香りって、非常に本能的なアイテムだと思います。

理屈だけで香りが好きになることってないと思います。

だから自分の好きな香りを、自分の好きな人も気に入ってくれると嬉しい。