数時前、理系のロマーノとちょっとだけ話した。


ふっと言ってみたくなった。


「ねぇ、明日私とって特別な日なの、知ってる?」



「え?何かあるの?」という返事を期待していた私に彼はすんなりあっさりこう答えた。


「そうだね、明日は君の誕生日だ」



私は誕生日をはっきり言った覚えがない(言ったかもしれないけど)。


でもちゃんと覚えていてくれたことが嬉しかった。


でもちょっと愚痴ってみたくなった。


「でも、私、こうやってちょっとずつ年取ってるから気持ちは複雑」


「何言ってるんだ・・・!」と彼は呆れていた。


でも、私を祝福してくれるとのことで、ちょっとその気持ちが嬉しかった。


ローマの下着屋の格好いいオヤジも、明日、お祝いしてくれるらしい。


もしイタリアに居たら、パーティをしてあげたいといってくれている。


みんな言葉だけかもしれないけど、嬉しい~


生きていてよかったのかもしれない。


こんなことで大きな喜びを感じてしまう小さな私。


でも、なんかこういう暖かい言葉って大事だなぁと実感した。


お金をかければいいってもんじゃないな。


「とりあえず」的な豪華ディナーよりも、


私の誕生日を覚えていてくれたロマーノの気持ちが嬉しかった。


ありがとう、本当に。