繰り返して書いてしまうが 五島列島と言えば教会の島々と思っていた

本当に浅はかな知識だと自戒する


フランシスコザビエルによりキリスト教が日本に入ってきて 当時の圧政から逃れたい人々の心の拠り所としてこの信仰は受け入れられてきた

だがしかし 鎖国を目指した当時の日本では禁教令が敷かれ多くのキリスト信者は改心せざるを得なかったり 隠れキリシタン(今は潜伏キリシタンというらしい)として島々に逃げ隠れし 独自の形でカトリックの信仰を持ち続けてきた

明治になり一時は弾圧もあったものの 信仰の自由が認められて 五島列島独自の信仰は日の目を見て 教会文化が花開いた


このようなカトリックの複雑な経緯の中 地元の土着の信仰つまり神道が 多くの島民の生活に密着する形で黙々とめんめんと受け継がれているということに 今回の旅で実感した


特にわたしの訪れた小値賀島では至る所に小さな社(やしろ)や祠(ほこら)があった

このことは都内にもたくさんの小さい神社やお稲荷さんがあるのと同じ感じで 多神教である神道が私たちの遺伝子に組み込まれている気さえする

どんなものも受けいれ いい意味でも悪い意味でもそれらに争わないで暮らしてる日本人のイメージの根底を感じた(あくまで個人的な日本人感ですけど)

民宿のおかみさんと話していても 教会に関してはあまり詳しくなく 無関心ささえ感じたことは 五島列島イコールカトリックというわたしの固定観念の薄っぺらさを感じざるを得なかった


五島列島小値賀島には 大きな神社が二つあった


一つは泊まった民宿のすぐそばにあった六社神社である

島の中心に位置するこの神社は 東・西・南の三方に鳥居を持つ社で、10月には五穀豊穣を願うお祭りが賑やかに行われるそうだ

この神社の鳥居は備前型という石造りの独特のもの それに気を取られて御祭神を調べ忘れた😭ネットで探してますがまだ見つからない😭😭


南の一の鳥居


大きな石を噛み合わせる感じて組んであって すごいなあ!と見上げました!

二の鳥居


狛犬がシーサーみたい


本殿外観を撮り忘れました


西の鳥居



そのほか 島内で見つけた神社にまつわるエトセトラ


民宿の目の前にあった明神様


港の脇にあった祠


屋根のつくりが独特


埴輪にあるような古代の倉の形に似てる


海に突き出した祠


中に入ってみると、、、


なんと!海を埋め立てる時に動力となり 命を落とした牛たちをお祀りする祠でした



神社の話、、以下次号