私は姫路出身です。
姫路といえば、もちろん姫路城。
桜の姫路城はパワースポットでもあります。
そして、姫路城の姫神は、「富姫」という美女です。
（姫路、という地名は、土地神が姫神だからです）
そもそもは姫路城のある場所にお社があったのを
城建築のために移転したんですね。
そうすると姫神から
「我をあの天守にあげておくれ」
というご託宣があり、天守閣最上階に神社が設置されています。
この姫神、独身のお姫様なものですから
ときどき人間の男性と恋愛されます。
（ギリシャ神話のセレネとエンデュミオンのように）
そのお話が、歌舞伎「天守物語」になっています。
富姫に扮した玉三郎さん
宮本武蔵の前に姿を現したという言い伝えもあります。
（たぶん恋には落ちてないと思う・・・なんとなく
）
それがですね、このお姫様
平成に再び、姿をお見せになりまして。
お相手は、なんと、平成の大修理のときの姫路城修理の宮大工さんです。
といっても、もう10年も前ですね。
いったい、姫神の恋がどうなったのか、
どなたか知っている方がいれば、こっそり教えてください
というのが、前半。
姫路城修理終了は8年前。
修理が終わった姫路城には、世界各国から大勢の観光客が訪れました。
そもそも姫路城周囲にはホテルがあまりなかったので
ホテル建設ラッシュ。
姫路駅から姫路城の道は、もはやどこの国だがわからない状態。
英語はほとんど聞こえず、中国語も聞こえない。
（中国の方は、あまりお城に興味ないらしい）
さっぱりわからない言語だらけの姫路城。
そして、私は、気づきました。
なんと、城周辺の、陰の気が消えている
古い城ですし、播州皿屋敷のお菊井戸もあったりするので
姫路城周辺には、
スポットがあったのですよ。
それに、「天守物語」を読んでもらえばわかる通り
美女といっても、富姫は、道真公と同じく怨霊出身なわけです。
そういう陰の気がきれいさっぱり消えて
明るい美しい姫路城になりました。
そもそもね、は、日本人の目には見えても
外国人には見えないじゃないですか。
（一部の霊能外国人をのぞく）
誰にも気づいてもらえないは、あきらめて上がるしかない。
ワンダフルとビューティフルの言葉で
そして外国の方々の明るさで
姫も姫路城も、ピカピカになってしまいました。
すごい、インバウンドの霊的効果
ありがとうございます。感謝