電車の中で盲導犬と会った。

ご主人の横につき、大人しく横にいた。

盲導犬を見ると目頭が熱くなります。

数年前に盲導犬の里親のロケに行きました。

三歳まで一般家庭に育てられて、それから盲導犬センターにて訓練を受けます。

ロケで行ったのは、盲導犬センターに帰される日でした。

飼っていた家族や子供達とのお別れの日で、実際に僕も一緒にセンターに連れて行きました。

ワンちゃんは、センターに置いて行かれるが、何の事か分かっていないので、子供達と離れて行く時のワンちゃんの顔が忘れられません。

訓練センターに入ると、盲導犬としての訓練を受け、元々、飼われていた里親にばったり道で会っても、仕事を優先するので、ワンちゃんは、知らないふりをするそうです。

里親にまた会って一緒に住めるとしたら、盲導犬を引退してからとも聞きました。

その話や、ワンちゃんの顔や、子供達の別れを見て、ロケ中に何度も泣きました。

家に帰っても泣きました。

数日後のスタジオでも泣きました。

人の目となり命を守る為に、生まれてきたと言っても過言ではありません。

盲導犬を見る度に、目頭が熱くなるはそのせいです。

車内では大人しく、他の乗客の邪魔にならないようにしていました。

車内でバカ騒ぎしてたり、大音量がヘッドホンから漏れてたり、座席が空いてるのに荷物置いて座れなくしたり、携帯電話の通話がアカンって再三言われてても電話してたり、車内でパン食べてゴミ捨てて行ったり、シートに針さしといたり、ガムつけたり、地べたにへたり込んでたりする連中が多い中、

盲導犬は、そっと大人しく座ってます。

一部の人間より100万倍、賢いなぁ。

皆様、盲導犬を街で見かけても驚かせたり、からかったりしないで下さい。

仕事中ですから。

仕事中の盲導犬をからかうクソ野郎も見かけた事あるなぁ。

ホンマ、クソ人間を真人間にするセンターがいるな。

そのセンターは、税金使うなよ。