学生時代は無気力で生きていた私。
社会に出るという現実味もなくて
卒業間近になってもロクに就活もせず、
漠然ともう学生じゃないんだなぁと空ろな目をしていた。
もちろん自己評価なんて最悪。
勉強もしてなかったし何一つ自信が持てずに震えてた。
お前はダメ人間だ
誰かに浴びせられた言葉だけが頭の中を巡ってる。
「私なんてこの世界に居る意味はないんだ」
コンクリートに埋め込まれたように心が死んでた。
そんな中、いいかげん何かしなきゃととりあえず登録した派遣会社、
小さな会社だったから面接は女社長が直接してくださった。
「何もない私だけどせめて明るく元気に話をしよう」
私は社長の目を見て、一生懸命に元気よく話をした。
社長は私の話をうんうんうなずきながら聞いてくださった。
派遣会社は登録するだけだから落ちるとかはない。
仕事を回してもらえる内容がキャラによって変化するだけだ。
私はがっかりしなくて済むよう何も期待しないようにした。
卒業して3ヶ月後、バイトで食いつないでいた私にある案件をいただいた。
某大手メーカー研究所でのOA事務だった。
当時、えくせるって何ですか??と問うほど
パソコンの知識は皆無に等しかった私なので甚だ驚いた。
こんな何も出来ない私になぜ…?
【後編】へつづく
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