観てきました
菅田将暉さんの作品はとりあえずチェックします。
それとは別に、去年地元で話題になってた映画の撮影。
それが「百花」でした。
諏訪湖では8月15日に花火大会がありますが(コロナで通常の開催はできてない)、それに付随して毎晩15分だけ花火が上がります。そして9月の第1土曜日には新作花火大会。
それ以外にもたまに上がる事があります。
「今日はなんの花火だろう」
諏訪湖を取り囲む3市の山に木霊して、盆地に響き渡るのです。
新作期間でもあり、今年は公開初日にスターマインが上がったそうです。
私は偶然日帰り帰省をしていて、この撮影の準備をしてる時にここを通りかかりました。生憎何も確認できないまま帰京の時間。
後から友人に聞きました。諏訪圏もかなりロケ地斡旋に力を入れてるので、大きな撮影のあった作品は情報解禁されたら新聞にも載るみたいです。
半分の花火、黄色い花と洋服、人の記憶
諏訪湖の花火の締めは水上スターマイン。半円に咲かせると湖上に反射して一つの花火となるのが見ものです。けど、これはマス席をとって近くで見てる人じゃなきゃ見れないです。
なので半分とは言ってるけど「ん？」て感じで見てたら、最後は「あーそういうことか」という嬉しくもあり悲しい記憶の掘り起こしでした。
人の記憶なんて都合良く変わっていくモノ。
覚えていたくても忘れて、忘れたくても消えてくれない都合の悪いモノ。
気持ちをぶつける対象がなくなった時、人はどうするのか。やり場のない思い。どうする事もできないまま、生きていく。
当事者の頭の中のように時代が行ったり来たりクルクルと場面は行ったり来たり。
ひとつだけ。長澤まさみの子供の抱き方が不慣れ感満載でしたね…。
昨日ちょうどフジテレビの「監察医朝顔」のスペシャルがオンエアされました。これまた職場の施設が撮影に使われたのですが、これも認知症を取り上げています。ついに家族もわからなくなり始め、お父さんが望んでた通り離れて暮らすという選択をするところでした。
生とも死とも違う、ゴールのない問題。
脚本 平瀬謙太朗 川村元気
監督 川村元気
出演 菅田将暉 原田美枝子 長澤まさみ
北村有起哉 岡山天音 河合優実
長塚圭史 板谷由夏 神野三鈴 永瀬正敏
2022.9.9 公開