わしの働いている、大手企業のビルにも、
ハンデキャップを抱えながら働いている人がいる。
そして、わしみたいに清掃員の中にも、身体に障害を抱えた人、
心に障害を抱えた人、軽度知的障害の方もいてる。
さらに、微妙なラインのグレーゾーンである、
わしのような輩もいっぱいいる。
いわゆる、ほかで働けなくなった人が集う場所や。
わしは、そんな子が、4,50%軽く掃除してくれたら、それでええと思っとるで、
その後、わしが、さらーっと後で締めをする。
そんで、ええやないかと思うとるんだが、
中には、あいつはさぼっとる。とか、
あいつは、全然綺麗にできんとか
あいつは、一人で何もできんとか、
人の自立を求める輩が、どこにでもいるもんや。
それは、不思議なことに、
オープンにしている、会社の上の方の人でさえ、共存とは考えず、
「1人=一人工」という考えの人がいてて、そこに固執する。
もともと、おまえが、この方は、こーゆー配慮が必要やでって
朝礼で言ったやないか!と突っ込みたくなるほど、
後になって、あーだこーだ言うてくる。
だったら、とるなや!って話だが、
現実に、直面しないと分からんかったり、
急に上から言われたかしらんけど、その人に効率や完璧を求めたりする。
ほんなんやったら、障害者雇用の方がきますから、配慮してくださいって言うやなって。
自分が先頭をきって、配慮する姿勢を見せな、周りの人が納得せんて。



