最初に、サムネイル用の画像を貼ります。

2月27日に撮った写真の1枚です。






こんばんは、母さんです。




ぽんたん君の火葬、予定通り今日の昼に執り行いました。




ぽんたん君、無事に空の上に旅立ちました。


雨空でしたが、見上げて下さった皆さんありがとうございました。




東京は昼から雨の予報で


11時すぎからポツポツ降り出してきていましたが、


母さんの晴れ女パワーがそれ以上の雨を防いだのか


ほんの軽い雨で済みました。




たった3日間のことが、


なんだか1週間くらい長かったように感じます。




ぽんたん君を知る友人知人(10人くらい)に今回のことをお知らせしたところ、


みんな母さんに「自分自身を責めないで」と言葉をかけてくれました。


ブログのコメントでも、そのようなお言葉をいただきまして


本当にありがとうございます。






以前、獣医さんから、


うさぎのケガや死亡の原因の中で


飼い主との接触事故(踏んづけたとかぶつかったとか)がかなり多い、と聞いたことがありました。


でもまさか、自分がそれを起こしてしまうとは思いもしませんでした…。




ただ、事故と聞いてもピンとこないと思うので


その時のことを、ここにきちんと書き残そうと思います。




亡くなる時の描写になりますので、


読んで悲しくなってしまう方や、怒りが込み上げて来てしまう方は、ここからは先はお読みにならないようお願いいたします。




それと、読んでいる途中でもムリだと思ったら


すぐに画面を閉じて下さい。




最後に、亡くなった直後のぽんたん君の写真も載せます。


大丈夫な方は、見ていただけたら嬉しいです。























あの日、母さんは前日(3月2日)友達と遊びに出掛けていて


帰ったのが遅くなり、日付が変わる頃でした。


帰ってすぐに、ぽんたんぶんぶんにカリカリご飯をあげて


自分は寝る支度をし、


寝る前にスマホを見るなどしていたらだいぶ遅くなってしまったので


もうちゃんと寝ようとトイレに行きました。


後は布団に入るだけなので、電気は豆球にして部屋は薄暗かったです。




そうして部屋に戻ってきて、


母さんが布団に入るために腰を下ろしたら、


多分、おしりの下にぽんたん君が飛び込んできてしまったんだと思います。




おしりに何か当たったな、と思ったら


バタバタと激しい音が背中の方でしました。


振り返ると、ぽんたん君がビックリするくらいの勢いで、


エビが飛び跳ねるみたいに暴れていました。




ぽんたん君は多分、母さんが寝る前におやつをもらいに来たんだと思います。


最近そうすることが多かったので、この日も「おやつください」と母さんのところへやって来ただけなんだと思います。


その証拠に、ぶんぶんもぽんたん先輩の後についてそのすぐ後ろにいたのですが、ぶんぶんは無事でした。




でもぽんたん君は、鼻と口から血をたくさん出しながら、


痛い痛い、苦しい苦しいと、びっくりするくらい飛び跳ねてしまって、


でも10回か20回くらい飛び跳ねると、


だんだん体がグッタリとしてきてしまいました。




母さんはどうしたら良いのかわからず、


とりあえず星柄のクッションの上に、近くにあったバスタオルを敷いて、


その上にぽんたん君を載せました。


そして「多分、母さんがおしりで踏んでしまったんだろう」ということはわかったので


「ごめんねごめんね、ぽんちゃんごめんね」と謝りながら


震える手で夜間救急の動物病院へ電話をかけました。




電話がつながるまでの間にも、


ぽんたん君はたくさん出る血のせいで呼吸が出来ないみたいで、


母さんは頭を支えて高くしてみたりしたんですが


それもかえって良くなかったかもしれません。




電話がつながって獣医さんが出てくれましたが、


状況を話すと「移動はうさぎさんの負担になるから


そのままおうちで様子を見た方が良いかもしれません」と言われてしまいました。




そんな話をしているうちに、ぽんたん君の瞳孔が


どんどん小さくなっていくのがわかりました。


それで母さんは「もう…ダメなんだ」と思いました。


ここまでほんの3分くらいの出来事でした。




時刻は2:40か、2:42くらいだったと思います。


すぐに寝ていたばば様を起こして、


2人でぽんたん君を看取りました。


体を触るとまだ温かく、


でも心臓の鼓動はありませんでした。


ぶんぶんは、先輩の体を何度もペロペロしてあげていました。


目の前で大変なことが起きて、すごく心配したんだと思います。


(3月11日追記:電話の履歴を確認したら、夜間救急にかけたのが2:19とありましたので、ぽんたん君が亡くなったのは2:20頃です。少し記憶違いをしていました)




こんな感じで、ぽんたん君はあっという間に亡くなってしまいました。


母さんには、どうすることも出来ませんでした。


ただ、取り返しのつかないことをしてしまったんだ、ということだけはわかりました。


飼い主なのに、お母さんなのに、


ぽんたん君に苦しい思いをさせてしまって


本当に申し訳なかったです。




でもいつまでも泣いていても仕方ないので、


血を拭いて、ブラシをかけてあげて、


保冷剤を入れた箱にぽんたん君を収めました。




その時の写真です。

見て下さい。とってもとってもかわいいです。


死んでしまったなんて………。




目が乾いてしまうので閉じさせようとしましたが、


何度やっても閉じてくれないのでそのままにしました。






母さんがそもそもこのブログを始めたのは、


育て方もそうですけど、


病気やケガなどの時にどうしたら良いかの情報収集のためでした。


だけど事故の例はほとんどというか全く書いている人がおらず、


と言うか、そうなった人はつらくて書けないんだと思います。




だけど母さんは、敢えて書きました。


自分がしてしまったことと向き合うためと、


どれだけ大事にしていても、こんなことも起きてしまうんだと誰かに知ってもらうために………。




それと、ぶんぶんが初の一人っ子になりましたので


今までみたいにおちっこをぶりまかず、


1ヶ所にしてくれるようになったのが、有り難くもありさみしくもあります。




今はこんな風に、ちまっと座っています。

ぶんぶんも、とってもとってもかわいいです。




最初は預かるだけだったぶんぶんでしたが、


紆余曲折あって今こうしてうちの子になってくれたこと、


そしてぶんぶんが母さんを怖がらずそばにいてくれることに、感謝です。






最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました。


火葬の様子はまた、別の記事に書こうと思います。