※お食事中の方は、ご注意ください。
今回は、ぽんたん君のごはんについて書いてみます。
うさカフェ時代、ぽんたん君は牧草をもりもり食べていました。
おやつは大麦若葉。そして1日2回のペレット。
大きな草色の●をたくさん出して、健康状態はバツグン。
しかし我が家に来てからは、ペレットは完食するのに、どうも牧草の減りが良くない。
2日目から●がとても小さくなり、母さんがうっ滞を心配してオロオロしたのは先述(4/28の記事)のとおりでした。
さて、それからどうなったでしょうか。
4月26日(金) 4日目の昼間
ぽんたん君の「初めてのお留守番」の日のこと。
母さんの手痛いミスが発覚しました。
我が家から一番近い動物病院では、診療科目「犬、猫、うさぎ、フェレット、小鳥、ハムスター」となっていました。
犬、猫以外のうさぎやフェレット、いわゆるエキゾチックアニマルは、専門性が高く、見てくださる病院もそう多くはありません。
その点、ここはうちから近いし助かるなぁ、よかったよかった、と思っていました。
ところが、いざ下見に訪れてみると、常勤の先生は犬、猫が専門。
うさぎの専門の先生は、週に1回しか来ないことが分かりました。
うさぎは捕食動物です。
天敵に狙われないよう、体の不調を隠す、という性質があります。
なので、飼い主がうさぎの不調に気付いた時にはもう手遅れの状態だった、ということも少なくないそうです。
24時間いつでも駆け付けられる緊急専門の動物病院もありますが、ふだん通うには遠すぎます。
緊急時以外にも、定期的に健康診断を受けるつもりの母さんは、やっぱりなるべく徒歩で行ける範囲内で、かかりつけのお医者さんを見つけたい。
そう思い、近所の動物病院をしらみつぶしに回ることにしました。
そうして3件目。
母さん「すみませーん、ちょっとお伺いしたいのですが…」
受付に出てくれたのは、優しそうなお兄さん。
お兄さん「はい、うさぎ大丈夫ですよ。診察やってます」
やったぁ! ここならなんとか徒歩で通える距離です。
診察時間や料金などを聞くと、丁寧に教えてくださいます。
お、思っていたほど高くはないんだなぁ。
これなら気軽に通えそう。よかった(*^∀^*)
親切で話しやすい方でしたので、ちょっと図々しいかとは思いましたが、ついでにぽんたん君の●のことも聞いてみました。
母さん「うちのうさちゃん、今これこれこういう状況で、●が黒くて小さいんです」
お兄さん「その状況ですと、たぶん、牧草をあまり食べていないせいだと思いますよ」
母さん「あー…やっぱりなぁ」
お兄さん「うさぎは元々牧草だけで栄養をまかなえる体のつくりをしているので、ペレットはいらないです」
母さん「え?」
ペレット、いらないの?
お兄さん「ペレットはやめるかおやつ程度にして、牧草をたくさん食べさせてください。それでも●の状態が悪ければ診察に来てください」
お兄さんのアドバイスにお礼を述べ、病院を出ました。
その後、諸々の用事を済ませて帰宅。
人参の入っていたお皿の向こうには、相変わらず黒くて小さい●がありました。
ペレットは完食。牧草はそんなに減ったようには見えません。
今まで目にしたどの飼育書にも「ペレットはだいたい体重の3~5%をあげる」等と書いてあります。
ぽんたん君の体重はその時720g。3~5%というと、21~36g。
母さんは探り探りでしたが、だいたい30g程度を1日2回に分けてあげていました。
栄養面や、毛球症対策のため、とペレットの袋には書いてあります。
いきなりパッタリとやめていいものか…悩みました。
しかし、専門の方が言うことだし、確かにペレットでおなかいっぱいになって牧草があまり入らないという可能性もありました。
母さん「よし、決めた!」
さんざん迷いましたが、その夜から、とりあえずペレットは1日1回、ぽんたん君が1回に食べ切れる量の5~6gに減らしました。
あげる時間は活動的になる夜8時です。(いつも多少前後しますが…)
そして、牧草は朝晩、袋から出したてのものを牧草入れにたくさん。
おやつは、専門店で買った(有)ウーリーの「うさぎの乳酸菌」を、1日ひとつまみ。
お留守番の時はごほうびを兼ねて、短冊に切った人参を20~30gほど入れました。
そうして1週間経ち、2週間経ち…。
次第に●は大きくなり、うさカフェ時代の●の大きさに近づいていきました。
色はまだ黒っぽいのが多いですが、量は毎日たくさん出ますし、形も悪くありません。
1ヶ月半経ち、今のところ母さんの基準はクリアしています。
本当はもっと明るい草色になってほしいけど、これから徐々に、かなぁ。
母さんも、日々勉強です。
さて、日付が変わってしまったので、そろそろぽんたん君をケージに入れないとね。
おやすみなさい。