アイヌ文化の伝承活動が盛んな日高の平取町を走る路線バスで、1日からアイヌ語による車内放送が始まることになり、町の人たちに披露されました。
アイヌ語による車内放送は、アイヌ文化を多くの人が知るきっかけにしようと企画され、31日は町の人たちを集めて披露されました。
このうち「お降りの方はお知らせください」という案内の後には、「ラパンルスイチキウンヌレヤン」とアイヌ語でアナウンスがあり、バスに乗った人たちは耳を傾けていました。
アイヌ語の音声は地元のアイヌ民族の女子高校生が先月、収録したということです。
平取アイヌ協会の木村英彦会長は「アイヌ民族にとって最も大事なことばを知ってもらうことがアイヌ文化への理解が広まるきっかけになる」と話していました。
内閣官房アイヌ総合政策室北海道分室の佐藤久泰参事官は「日常の中でアイヌ文化に触れる機会を増やすために公共交通での放送を増やしていきたい」と話していました。
アイヌ語の車内放送は4月1日から、日高地方と札幌や苫小牧などとを結ぶ路線バスが、平取町内を走っている時に聴くことができます。