パレード-★★★- | not simple.

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あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

not simple.-パレード
(C) 2010 映画『パレード』製作委員会
製作年: 2009年
製作国: 日本
日本公開: 2010年2月20日
配給: ショウゲート
カラー
公式サイト
監督・脚本: 行定勲
キャスト:藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介


映画会社勤務の直輝(藤原竜也)、イラストレーター志望の未来(香里奈)、フリーターの琴美(貫地谷しほり)、大学生の良介(小出恵介)たちは、2LDK マンションで共同生活を送っていた。それぞれが不安や焦燥感を抱えながら、怠惰な共同生活を続けていたが、男娼のサトル(林遣都)が現われたことで変化が起こり始め……。
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今年の14本目。
こちらも難解な作品。
ラスト、迷宮の入り口に立った感覚を観客に味合わせたかったんだろうけど、むずかしいなー。

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2LDKに男女4人で共同生活をしている。
それぞれ微妙に変な病を抱えていて、先輩の彼女に片思いしちゃってる大学生、煮詰まるとレイプ動画を編集したものを見ちゃう女、恋愛にすべてをささげているフリーター、そして健康オタク。

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そこに同居人の女が若い男娼を酔っ払った勢いで連れてきちゃって、そいつもなんとなく居座っちゃう。この女のヨッパライ加減は妙に私と似ていてまじめに気をつけよう!とか思いましたwww
ただ、このシーン観てて思ったけど、あと大学生が先輩の彼女とエッチしちゃうシーンかな。
いっしょに住んでいるのに誰もそれぞれの本音を言い合えない。
本音を言うのは少しだけ遠い人の気がする。
それがなんとなくわかるようで少し切ない。

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話的にはアクセントなんだけど、お隣が非常に怪しくてって言う設定で。
ある日女子高生が扉の前で号泣してたり、政治家がやってきてたり、家のカーテンが真っ赤だったりで、特に恋愛依存症と大学生が探りにかかる。

普通考えて、何でそういう発想になるのかもよくわかんないなぁw
オチとしてはまぁ誰しも考えるような落ちなんですけどね。

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一見まともそうな家主。
会社からも頼りにされ、スマートに仕事をこなし、知り合いからは頼まれごとをされてしまう。
男娼にもバイト紹介してあげたり一見いい感じの人。
このシーンでも、妊娠しちゃった恋愛依存症に彼氏になんとなく伝えてくれとかいわれてちゃんと伝えにいってあげる。
この人ストレスたまんないのかなーとか思ってたらやはりそういうことですかwとかおもった。

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ちょっとよくわかんなかったのが、男娼にヌードモデルを頼むシーンがあるんだけど、このシーンで彼がすごい痣があるのに気がつくんだけど、この設定って何を表すのかなぁ。
男娼が実はノーマルっていうのも女性の一人暮らしの部屋に忍び込んでってところでなんとなくかんじるんですが。
まぁこのあたりも鍵なんでそんな持ってるのとかまったくわかんなかったな。
原作には書いてあるんでしょうかね~?
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