女王の矢 | not simple.

not simple.

あるときはさすらいの本読み、あるときはジャンル無用の映画好き、またあるときは、B級グルメの備忘録

女王の矢―新訳 (C・NovelsFantasia ら 1-1 ヴァルデマールの使者)/マーセデス・ラッキー

¥1,155
Amazon.co.jp

マイミクで非常に私が見過ごすような本を読まれていると方が最近絶賛されていたので読んでみました。
中央公論あんまり興味なかったのですが、読んでみると非常に緻密というか濃密な世界観が広がる物語でした。非常に巻数が出ているらしく、しかも中央公論だけでなく創元文庫もあるのでどっから手に取れば!?と本屋で非常にまごつきました。
ので。
中央公論と創元文庫それぞれ最初に出てるやつを1冊ずつ買ってしまいましたよ(笑)

この女王の矢ではヒロインのタリア同様、いったいどういう世界が広がっているのか、まったくわからず放り込まれる感じです。そしてその全貌はまったくもってわからない。
引っ込み思案で人が怖くてしょうがない少女が驚くべき大胆な行動をたまにしたりするところとかは面白いです。

まだまだ物語り序盤という感じなのですが非常に楽しみなシリーズです。