牛の出産直後の写真です↓
感動の瞬間ですね。
母牛は一生懸命子牛を舐めてあげて。
このような牛の親子の引き離しは、多くの酪農家がやってます。
この子牛も人間によって引き離されました↓
牛の親子を引き離す理由は、子牛が母牛の母乳を飲むことを覚えると哺乳瓶でミルクを飲まなくなってしまうからです。
牛乳は人間に売るために使います。なので、子牛に与えると人間に売る牛乳が無くなり、酪農家収益が少なくなってしまうのです。
引き離した後、子牛には哺乳瓶やバケツでミルクを与えます。
引き離しは、母牛にとって「拉致事件」と同じとされてます。
お腹を痛めて産んだ子供を自分のお乳をあげる事も出来ず、すぐに引き離される。
母牛が苦痛を伴うのも当たり前です。
自分の子供を産まれてすぐに引き離される事を想像してみて下さい。
以下は元酪農家の娘が実際に体験した事を書いた新聞記事です。
子牛を引き離された母牛は牛乳のために使われ、牛乳が出なくなったらと殺されます。
牛にも感情があります。
感情があれば、我々人間と同じように悲しみを感じます。
産んだばかりの子供を奪われたら悲しくなるのは牛も同じです。
この牛の悲しみは消費者がいる限り無くなりません。
今は法律が出来ましたが、よく、悪徳ブリーダーだと子犬子猫を産まれてすぐに親から引き離してペットショップで売ることがあります。
子犬子猫の引き離しに反対する人は多いと思います。
じゃあ、牛の親子の引き離しは?
犬猫はダメで、牛なら良いのですか?
こう言う種差別、やめませんか?
さらに、私の学校では、給食の時にいつも牛乳をたくさん余らせてます。
先生達が余ってる牛乳を他のクラスに持って行ったり、逆に持って来たりして、いつもなんとか捨てずに済んでます。
それでも消費出来ずにバケツに流してしまう事があるんです。一番ひどい時で私のクラスだけで約8パック分の牛乳が捨てられました。
でも、これが麦茶とかジュースに変わると余らせる事がないんです。
おかわりじゃんけんが行われるほど。
牛乳はただ単に嫌いとか、牛乳を飲むとお腹を痛めてしまうと言った理由で残す人が多いです。
「学校給食摂取基準」では、カルシウムの必要量を50%とされてるため、給食では毎日牛乳が出ます。
でも、廃棄されるのにわざわざ牛乳にする必要があるのでしょうか?
他の食べ物(豆、緑黄色野菜など)でもカルシウムを摂取出来ます。
牛乳の代わりとなる物は多くあります。例えばオーツミルクやアーモンドミルク、豆乳など。
牛乳を飲みたいのなら、こう言う物に変えてみてはどうでしょうか?
それとも、牛が悲しんでる事を知っときながらも牛乳を摂取し続けますか?