今日は学校の技術の授業でかなり嫌な思いをしたんですよ😵


今、技術で「栽培」についてやってて、家畜、水産生物を育てるには、、どんな品種改良をしてどうなったか、、みたいな感じの事をやってます。


で、今日は家畜についてやりました。

その時に使ったプリントにショックを受けました😨


プリントの一部には、

「家畜の飼育では、家畜の習性を考慮した、管理作業や育成環境を適切に調節する技術が必要。飼育にあたってはさまざまなストレスにあわせないようにするなど、「命」の大切さを重んじる「生命倫理」に基づいて行うことが大切。」と書かれてました。


正直、ショックだけでなくかなりムカつきました。途中で教室を抜け出したくなるくらい辛かったです。


今の畜産動物って、ほとんどの人が思ってたいるであろう伸び伸びとした環境で育ってる訳じゃ無いんですよ。

生まれた時から苦しみが始まってるんです。


ストレスをかけないで育てられるのは、ほんのごく一部だけ。


業者達にとって家畜は「お金稼ぎのための道具」でしか無いから、どうぶつがどんなに苦しい思いをしようが、痛い思いをしようが関係無いんですよ。


例えば牛。

牛と言えば緑が豊かな牧場でのんびり育って牛乳を採取される、、屠殺される時も苦しく無い、、と思ってる方がほとんどだと思います。

牛乳のパックにもCMにも牧場でのんびり暮らしている牛が書かれてるし。


ほとんどの人はこんな感じを想像するでしょう↓


小屋に入れられてるとしてもこんな感じを想像して、辛い思いをしてるなんて思わないでしょう↓

でも実際は違います。


70%以上の農場で牛が繋ぎ飼いされてます。
写真を見れば分かりますが、ほとんど身動きが取れません。


電気を流して行動を制限する事も。
同じ場所にトイレをさせ、掃除を楽にするためだと思います。
でも実際は掃除が行き届いてません。
糞尿の中で生活してるため、牛の体は汚れてます。


牛は人工受精をさせられますが、出産の時ですら、汚れた場所で繋がれたまま。

産まれた子牛は母牛とすぐに引き離します。

子牛が母牛の母乳を飲むことを覚えると哺乳類からミルクを飲まなくなるからです。

牛乳は人間に売るために使われます。だから子牛に牛乳をあげると売る牛乳が無くなり、利益が無くなるから引き離します。

そして、子牛には哺乳類やバケツでミルクを飲ませます。

出産の時、産まれた子牛がメスだったら業者は大喜びです。

牛乳が採れるから。

さらに、乳牛は角を切断させられます。
作業員の安全と牛同士での喧嘩を防ぐためです。

切断の痛さは人間で言う指を切り落とすほどの痛さです。これを麻酔無しで行います。

あまりの痛さに失神する事も。

品種改良で乳牛のお乳はパンパンに。

牛乳の採れる量で利益が決まるため、牛乳が採れなくなったり量が減ったりすると即と殺。

ぎゅうぎゅうなトラックに積められてと殺場に送られます。

牛も感情のある生き物です。我々人間と同じように喜びも、嬉しさも、楽しさも、苦しみも、痛さも、辛さも、怖さも感じる生き物です。

時には泣く事もあります。

下の画像はと殺に怯えて泣く牛です。


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鶏は平飼いを想像する方が多いと思います。
こんな風に。


小屋に入れられてるとしても辛い思いをしてるとは思わないでしょう。
こんな風に。

でも実際は違います。

食用に使われる鶏(ブロイラー)はこんな過密な状態で過ごします。

品種改良で早く育つようになったため、生後50日でと殺されます。
生後50日で、もう十分大人に見えますが、品種改良で早く育ってるだけなので実際はまだ雛です。

品種改良で早く育つため、異常な体の成長に骨格が追い付けず、歩行困難や呼吸障害など様々な影響を及ぼします。

歩行困難でひっくり返って、起き上がる事が出来なければ水も飲めず、ご飯も食べられず、死にます。

弱ってる子を作業員が首をひねって殺す事も。
仲間の目の前で。
死んだ鶏はゴミのように扱われます。


卵を採るために使われる鶏、採卵鶏(さいらんけい)も品種改良をされてます。

本来、鶏の産卵は生理と同じなので一年に10個ほどしか産まないのに、品種改良でほぼ毎日産まれるようになったため、一年に300個以上産みます。

毎日の生理で体はボロボロに。
卵の産みすぎで病気にかかり、死ぬ子も。
そして、卵を産めなくなったら即殺処分。

ほとんど、採卵鶏の飼育環境は平飼いではありません。
狭いケージで一生を過ごします。
生活出来るサイズは一匹あたりA4以下。

羽を広げる事も歩く事も出来ません。

さらに、ヒヨコのオスは食用に向かず、卵も産めないため、産まれたヒヨコがオスだと分かった瞬間殺処分。
シュレッダーにかけられたり、袋に詰められて下の方から窒息死させられたり。麻酔無しに生きたまま。



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豚も鶏、牛と同様に悲惨な一生を過ごします。

豚は本来、柔らかい葉っぱの上で暮らす生き物ですが、養豚場では糞尿が下に落ちて掃除が楽と言う理由でスノコが使われます。

そのため、小さい子豚の足が挟まる事があります。

子豚は未熟児の子や奇形のある子、病気の子は殺処分されます。

肉が取れる量が少なく利益にならないし、病気にの子は治療費がかかるからです。

床に叩きつけられたり、心臓に消毒液を注射されたりして長時間苦しんで死にます。

時には母豚の前で殺す事も。
そして、殺された豚はゴミのように扱われます。



子豚は生後一週間以内に麻酔無しで去勢、歯抜き、尻尾の切断がされます。これも母豚の前で行われる時があります。

豚は人工受精させられます。
妊娠したら妊娠ストールと言う場所で暮らします。
見て分かると思いますが、転回も歩く事も出来ない檻です。

そして、狂ったように自分を閉じ込めてる檻を噛みます。
それしかやることが無いから。

出産したら分娩ストールに移されます。
妊娠ストールと同じでほとんど身動きが取れません。
母豚は子豚が弱っていて助けたくても助けられません。

そして、と殺の時、と殺場にはぎゅうぎゅうのトラックで運ばれます。

と殺場に着いたらどんなに寒い季節でも一晩外で待たされ、次の日に体の汚れを落とすために冷水をかけられ、と殺されます。

豚も感情のある生き物です。
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豚、鶏、牛に起きている事実を簡単にだけど書いて見ました。
他にももっと虐待はされてます。

これを見ても習性に考慮し、ストレスをかけずに育てられてると思いますか?
命を重んじていると言えますか?

このような事実を知ってもいただきます、ごちそうさまと言う言葉で片付け、食べるのですか?

確かにいただきます、ごちそうさまと言う言葉は大切です。ですが、自分ならいただきます、ごちそうさまを言われたらこのような一生を送り、食べられても良いのですか?


犬や猫などの身近で可愛いどうぶつは愛し、殺処分を反対するのに、豚や牛、鶏は食べる。

ちなみに、海外では犬、猫が食用に使われる所がありますが、それには反対しますよね?それなのに豚、牛、鶏は食べるのですか?

そういう種差別、やめませんか?

全てのどうぶつは人間に利用される事無く、ただ生きていたいのでは無いのでしょうか?

それなのに、どうぶつにはなんのメリットも無いのに生まれた瞬間から人間に利用されるために生きる。

このようなどうぶつの苦しみは消費者がいる限り無くなりません。
肉や卵、乳製品にお金を払ってる人はどうぶつへの虐待にお金を払って虐待に荷担してるのと同じようなものです。

犬や猫に限らず、全てのどうぶつに生きる権利があります。
それを人間の手で奪わないで欲しいです。

豚、牛、鶏も人間と同じように生きていて、感情も個性もある「命」です。
人間はどうぶつ由来の食べ物を食べなくても生きていけます。



私は学校の授業で直接肉に触れないといけない理科の実験(鶏の解剖)などは先生に個別に相談してやらないと言う選択をしてます。

でも、今回のような授業は直接肉に触れる訳では無いし、もし、この授業をやら無くても(自分だけでなく全国の中学生が)どうぶつの犠牲は無くならないからな、、って。

成績もあるけど、本当に辛くなったら先生に相談しようかなって感じです。


でも、担任の先生に(私がヴィーガンを目指してる事を知ってる)毎日ノートって言う毎日一言日記を書いてそれに先生が返信してくれるやつがあるんです。
だから毎日ノートに「今日は技術の授業で家畜についてやったけど辛かった。お願いだからどうぶつ由来の物を食べないで欲しい。使わないで欲しい。せめて楽な一生を過ごさせてあげて、、」って書いてみたんです。そしたら「むずかしいよね」ってだけ返ってきました。

動物実験について書いた時も「難しい問題だよね。どうすれば良いのかな?」ってだけ。
これは難しい問題なのか、、?って思いました。

どうぶつを利用する生活が当たり前になってるんだな、って思いました。
利用しなくても生きていけるのに。

まぁ、でも中にはヒヨコのオスの殺処分を知っていて、ブロイラーについても(過密な状態で過ごす事を)知ってるのに平然と鶏肉や卵を食べてる先生もいるんですけどね。
私にはあり得ませんね。

とにかく、少しずつでも良いのでどうぶつのために何か変われる事はあるのでは無いかと思います。
いつか、こういう発言をする人が必要無くなる社会になると良いです。

長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。