人生脚本とは

精神科医エリックバーンが提唱した

心理的プログラムのことで


幼少期〜10代半ば頃までに

親から受けた言動によって、

無意識にシナリオを作り


その脚本が自身の思考や

行動パターンを決めている

というものです。


脚本を分析し

無意識のうちに

自身が生きづらくしている

心の癖に気付き、

それを手放すことで


本当の自分の力を

発揮できるようになる、

という考え方です。


以下の内容は

心理カウンセリング講座で

学ばせて頂いた

人生脚本という考え方に基づいて


わたしの人生脚本を一例に

させて頂いておりますが


鏡の法則についての

内容ではないので

興味がないお方は

以下、スルーしてくださいねニコニコ



人生脚本(私の場合)


幼少期から40代前半頃まで。


自分は劣等感の塊で

自分の事が「大嫌い」でした。


こどものころは特に、

本当に、反吐が出るくらいに、

自分の事が大、嫌いだった。


物心ついた時から

癇癪持ちだった私は

気に入らない事があると

周囲に当たり散らし、


積み木で自分を殴ったり、

物を投げつけて壊したり、

壁に頭を打ちつけるなど、


今振り返っても

びっくりするくらい

手の付けられないこどもでした。


2人姉妹の妹の私は

いつも、しっかり者の姉と比べられ


母親は、物心ついた幼いわたしに

向かって口癖のように、



「お姉ちゃんは、

あんなにいい子なのにねぇ?」



「どうしてあんたは

こんな子に、

なっちゃったんだろうねぇ?」



「同じ育て方をしているつもりだけど

おかしいねぇ。。。?」



「あんたは、人と違う。普通じゃない。」



「あんたは何かひとつ、足りない。

何が足りないんだろうね、、?」



と、言われて

泣きじゃくって怒っては


泣いているわたしに向かって


「冗談を本気にしてムキになって」

と母と姉に、笑われたりしました。



こんな話をすると、

母親から愛情を受けていなかったのか

と、思われるかもしれませんが


母親からも、父親からも、愛情は

ちゃんとたくさん貰っていました。


「あんたは笑うと可愛いんだから、

いつも笑っておきな。」


「ほら、泣いたカラスがもう笑ってる。」



母に笑いながらそう言われると、

喜んでくれるのが嬉しくて

すぐ機嫌を直して笑っていました。


小学生〜中学生くらいになると

親戚の集まりや、学校では

笑顔で大人しく気を回し


上手く立ち回ろうとする様になっては

ボロがでると落ち込み、


家では癇癪を起こし、

自分を責めるのが癖になっていました。


この頃から、母や姉にも、

あんたは外づらが良い、

「二重人格だ。」と

言われるようになりました。


禁止令とドライバー

禁止令とは


禁止令とは、幼少期、親から受けた

否定的な言動により、

潜在意識下で

自らを禁止する指示・命令のことです。


以下、禁止令の例を上記のサイトより引用。



ドライバーとは



子どもを行動に駆り立てる要因になる

親から受けたメッセージを

「ドライバー」と言い

以下の5つが挙げられます。

 1.完全であれ

 2.努力せよ 
 3.急げ
 4.喜ばせろ
 5.強くあれ



幼児決断

幼児期に自分の

自然な気持ちを封印し


親の期待に応えようとしたり、

環境に適応するために行った決断を

「幼児決断」と言います。


「わたし」の人生脚本では

幼児決断を以下のように下していました。


姉と比較され、ありのままの

自身を否定されることで

11.お前であるな

という禁止令を下し

自分のある部分が

おかしい、と思い込み

常に人と比べて劣等感を持つようになり、


もっと喜ばれないと

愛してもらえない、という

思い込みから

4.喜ばせろ

というドライバーを受け取っています。



心理カウンセリングを学ぶ事で

自分の潜在意識下にあった

禁止令に気づき、


自分の心の中と向き合い、

自分自身にかけた呪いを解き、

自分自身をひとつひとつ

赦してゆく作業を繰り返すことで


これまで石のように重かった

荷物を下ろし、

少しずつ、

本当に楽になってゆき、


荷物を下ろす前と

荷物を下ろした後の、


世界のギャップに

驚愕するくらい、


世界が美しく、

優しく輝いて見えるように

なりました。


鏡の法則は

自分の心と向き合う過程で

とても役に立った考え方です。


次回、鏡の法則について

思った事を書かせて頂きたいと思います。


お付き合いくださったお方、

ありがとうございましたニコニコクローバークローバークローバー