だから、今世でも私が死んだ時に、今世で私が他人に与えた感情を自分が体験することになるでしょう。
このことを思い出しますと、どんな悪人も逃げることは不可能ですから逆に安心して下さい。コノ世を上手く逃げ切った悪い人ほど、気の毒な体験をします。自分で自分を後悔で罰する次元が歴然と今も実在しています。
しかもコノ世の肉体次元とは違い、イメージ・思い・感情の世界の次元ですから、コノ世の一〇倍の感度で自分が相手の立場で経験した感情を体験することになります。
この瞬間に誰もが「毎回」思うことは、
*もっと他人のためになることをしたかった。
*他人を喜ばせたかった。
*先祖に感謝をするべきだった。
*コノ世で神様という存在に、もっと真剣に向き合い感謝をするべきだった。
ということです。これらを、自分が死に行く経験の中で思い知ることに誰もがなります。
私が生き急ぐように寝ずに仕事を継続できるのも、過去生の死の体験からです。
その時の死の瞬間を思い出しますと、
*まだまだできる。
*もっと他人のためにできることをしたい。
*他人を助けたい、何とかしたい。
と真から思えるからです。
【次へ続く】