仕事から帰るや否や
長女が
また次女にお財布から
お金を抜かれた
と言う

長女はよく次女に
勝手に服を着て行かれたり
なくなったりすることがあり

しかもそのことを次女に聞いても
次女は知らないと言い張る

次女がその服を着て撮った
写真をSNSに公開していて
フォローしている姉が見つけ
決定的な証拠になったりもする

しかも、バレないように
帰りに着替えて捨てて隠滅を図り
元のところに戻したと嘘をつく

長女のお財布のお金が足りないことは
これが初めてではなく
前科がある妹を疑うのも
無理はない

私のカードを勝手に使ったことも
(さすがにそれは証拠もあり
きつく言ったけど)
私のお財布のお札が減っていたことも
実はある


だが私は
証拠もなく現場も見ていないことを
決めつけることはできない
本人がやってないと言うのに
疑うことはしたくない


それを長女に言うと
親のくせに何とかしようと
思わないのか
と言われた



実は次女は高校時代
お店のものを盗り大変なご迷惑をかけ
二度も警察のお世話になった


その度に私は本人に諭しつつも
離婚して寂しい思いを
させてきたせいで
娘はこんな事をした
そう思って自分を責めてきた



学生時代マネージャーとして
活躍しているのを嬉しく思う反面
部のお金に手を出してしまったら
どうしよう
と思ってしまったり

社会人になって頑張っているけど
会社のお金を使い込んでしまったら
と思ってしまったり

もちろんしてはいないんだけど

信じたいのに
常にそういう恐怖感がつきまとう



そんな中での今日の事件
次女は知らないと言った
結局本当のところは分からない


これまでのことも含めて
三人で話した

次女はこれまでの悪事を
あまり覚えていない
バレなければいいと思ったと言う

貸してという一言が何故言えないのか
借りちゃったよと笑って言えないのか
お金が足りないから貸してと
言えないのか

それを言う勇気はないのに
何故そんなとんでもないことは
できるのか
自分でも分からないと言う




長女はこれは病気だと言う

悲しいけれど
私もそうかもしれないと思う

そして次女自身も
何故なのかを分かりたいと言った



私が変われば
生活を見直せば
治ると思ってきたこと
でもそれは目を背けてきただけ
だったのかもしれない



長女が教えてくれた
目を背けないこと



次女を心療内科に連れて行こう
これからのために



まだ心が混乱してる