私には4年前に2年ほどお付き合いをした方がいて

中学の時付き合っていた同級生で
彼が関西に引っ越してからは一度も会うことはなく

SNSで彼が私を見つけて連絡して来て
なんと30年以上ぶりに再会して

時々どこかに一泊旅行とかしながら
ゆるゆると2年が過ぎて行き

別に将来どうなりたいとか
彼と結婚したいとか
そんなことではなくて
ただ会っているその時間が幸せで
ずっと続けばいいと
それだけを願いながら


ある時から連絡が少なくなって
なんか変だなぁとは思いつつ
気づかぬふりをしていたんだけど

突然に あまりに突然に
仲のいい友達に戻りたい、と

理由を聞けば
離婚して引き取った息子たちのことなどで余裕がない
期限なくあなたに待っててとは
男として言えない、と

もっともらしい事言ってたけど
今思えば他にいい人が出来て
別れる口実に過ぎなかった

あまりに突然別れがやってきた私は
現実を受け入れられず
心が壊れてしまった

4年間一度も思い出さない日はなく
彼のfacebookやインスタで近況を知っては泣き
死ねるものなら死にたいと
今日まで毎日考えてた



今日ある人を介して
彼が再婚したことを知った
やっぱりそういうことだったんだ
私は邪魔な存在だったんだ

そしてその再婚相手との新居を構えるため
共に暮らしていた子どもを追い出し
家族の思い出を全て処分し
子どもたちの帰る場所を
なくしてしまった



そう
彼は自分の幸せのためなら
人を天秤にかけることができるんだ
人を切り捨てられるんだ
それがたとえ
自分の大事な子どもだったとしても
邪魔になれば簡単に

そんな人だから
私を捨てるなんて
いとも簡単だっただろう



それがわかったら
なんだか4年間もの胸のつかえが
少しだけ取れたような気がした

彼のSNSも連絡先も
全て削除した



今日から私は
生まれ変わるんだ
新しい人生歩むんだ
私らしく
楽しく
大切な娘たちと
行きていくんだ