前回からの続き。
お次は東側を流れる広田川(こうたがわ)と須美川の吉良頭首工です。
こちらが吉良頭首工。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/15/pont-neuf0603/43/ce/j/o0800060014434993555.jpg?caw=800)
古川頭首工よりゲートが高く、2.45mある。
幅の広い2門が広田川、狭い方が須美川をせき止めています。
吉良頭首工上流で広田川と須美川が合流というか並走し始める。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/15/pont-neuf0603/52/9f/j/o0800060014434993583.jpg?caw=800)
頭首工からは合流して一本の川に。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/15/pont-neuf0603/78/b2/j/o0800060014434993602.jpg?caw=800)
さらに隣の矢作古川とも樋門でつながっており、水位を調節できるようです。
古川吉良用水調節樋門。堤防を挟んで反対側が広田川へつながっている。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/15/pont-neuf0603/a3/8d/j/o0800060014434993642.jpg?caw=800)
吉良古川頭首工全体。二つの頭首工はややズレて配置されています。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/15/pont-neuf0603/b1/4f/j/o0800060014434993683.jpg?caw=800)
吉良頭首工は左岸側から用水へと取水しています。
左岸の堤防上に建つ石碑。古川頭首工側にも同様のものがある。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/15/pont-neuf0603/db/c3/j/o0600080014434993719.jpg?caw=800)
この碑は、用水の建設を記念して大正5年に建てられたもの。
その頃は吉良頭首工の前身となる大正4年竣工の可動堰が使われていたようです。
概要としては、昭和8年に吉良古川頭首工が完成。
その後、地震や堆砂によって機能に支障が出たため改修を行い、現在に近い姿となったのが昭和39年。
現在の頭首工の銘板では吉良頭首工が昭和38年9月、古川頭首工が昭和39年5月竣工となっています。
上記の歴史的にも吉良の方が先にあったのかな。
概要が書かれた看板もありますが薄れて読みにくいです。緒元部分だけアップで。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/15/pont-neuf0603/31/19/j/o0800060014434993758.jpg?caw=800)
他をよく知りませんが、こういう双子というか並列の頭首工って他にもあるんでしょうか。
ちょっと変わってて面白いですね。