豊受大神宮 (西尾市鳥羽町) | 手当次第

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気になる所にいってみる

豊受大神宮といえば言うまでもなく伊勢の外宮に当たる超メジャー神社ですが、今回訪れたのは吉良温泉近くの漁港の片隅。

 

 
新しそうな鳥居にクッキリ社名が刻まれています。
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鳥居の左右の脚に「奉・納」って書かれているのはたまに見ますが、社名を書くのは初めて見たかも。
社号標を別に立てなくていいので合理的とも言え、今後流行るかも知れません。
これ以外に社名や由緒が分かるものはありませんでした。
 
鳥居の前は港で、漁船が沢山泊まっています。
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鳥居をくぐって階段を登るとすぐ社が見えます。その前に小さな塚が。
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調べてみると京都の大報恩寺に大工の妻おかめの物語にまつわる「おかめ塚」があり、大工や厄除けにご利益があるとされているそうですが、それに関係しているんでしょうか。
裏に船名が刻んであったので、漁の安全祈願かな?10円で。
 
 
小さな社。鳥居は社の後ろ側なので回り込む形になります。
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海の方を向いていて、食物神である豊受大神を祀っているというのはやはり豊漁を願ってのことでしょうか。千木が折れちゃってますが。
 
と、まぁ正直あまり書くことのない神社なんですが、個人的には場所がいいと思います。現在は周りが護岸されていてその感覚は薄いものの、昔はこの神社が岬の一番端にあって海を見渡していたのでしょう(割と最近建てられてたりして)。
 
こういう岬や見晴らしのいい高台、山の頂上などに「なんか建てたい!」という気持ちはよく分かりますし、実際建っているのを見つけるとなんだかうれしいものです。
 
社の正面の方角の景色。手前の島は梶島。
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