昨日、人に会う約束があって、ヴェネツィアに行ってきました。

午後5時半に着くと、陸路での入口にあたるローマ広場では、水はひいていました。そこから水上バスでリアルト橋へ。ここも、まだ臨時の渡り廊下は残っていましたが、地面は濡れているものの歩くのに問題はありませんでした。徒歩でサンマルコ広場の入口に着き、渡り廊下に登らずに歩いていると、まもなく後悔することに。海抜が低いところに近付くと、まだ水が引いていなかったのです。ちょっと立ちどまっていたら、親切な地元の男性が「手を貸しましょうか?」と言って、50cmほどの高さの渡り廊下に登るのを手伝ってくれました。暗い回廊の下にある、待ち合わせ場所のカフェの前に着くと、年中無休の店が臨時休業になっていて、辛い思いがしました。

その後、高潮が残した爪跡をあちこちで目にしましたが、野次馬がうじゃうじゃする中、同じことをするのが嫌で写真は撮りませんでした。

ヴェネツィア人は長年、高潮と共存共生して暮らしていますが、これほどの被害は初めてとみんな口をそろえて嘆いています。電化製品が使用不能になる等の物質的な被害と同じ位に、精神的ダメージも計り知れないものがあると感じました。