


1つは悲報の方です。来客があった土曜日の午後、ここの裏山にあたるクリス
タッロ山で遭難者救助用のヘリコプターが墜落し、救助隊員4名が亡くなった
のです。そのため全県が喪に服し、県庁所在地であるベッルーノ県の大聖堂で
火曜の午後の合同葬儀が執り行われました。私と同じ年代の4名の男性が普段
から働き、知り尽くしていた山で命を落としたことに、深い悲しみを覚えました。
詳しい原因の究明はまだこれからなのですが、心からご冥福をお祈りいたします。
もう1つは朗報です。ドロミーティ山塊一帯がこの度、ユネスコの世界遺産に
登録され、その記念式典がここから約10km南にあるアウロンツォという市で
火曜日にありました。イタリアの大統領ジョルジョ・ナポリターノ氏以下、
数多くの要人が参加し、記念碑の除幕を行いました。大統領にとって奥様の
クリオ夫人と初めて夏のバカンスに訪れた、思い出深い場所でもあるとか。
この登録を機会に、さらに観光客の増大を目指す各県なのですが、どこに
本部を置くかで揉めているそうです。認定されるまでは一丸になって活動
していたのに、ちょっとナサケナイですね。この辺の住人は、当然のごとく
ラヴァレード三峰こそがドロミーティのシンボルであると言って譲らない
わけですが。
そんなわけで悲喜こもごもの、いろいろと考えさせられた火曜日でした。