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先週ネット検索中に偶然見つけた講演会に、今週はじめ行ってきました。
在日イタリア大使館の前大使のBova氏が、ヴェネツィア大学で日本での
経験について語るものでした。日本人である私にとっては、特に新しい
話題はありませんでしたが、最後の質疑応答の際にずうずうしくも挙手し、
「これまではイタリアへ来る日本人観光客の方々と仕事をしてきましたが、
今後イタリア人の皆様を日本にどんどん送りだしたいと考えています。
ごく一般的な浅草や日光、京都などの他に、どんなところがイタリア人の
興味をそそるとお考えですか?」と質問しました。(話はそれますが、私は
日本にいた頃、こんな風に人前で発言するのが大の苦手でした。こちらへ
来てからそれができるようになったのは、イタリアに勇気をもらったと
いうべきか、それとも単にオバタリアン化したというべきでしょうか。)

Bova氏曰く「都心や地方に点在する近代建築が美しい美術館や博物館、あまり
観光地化されていない小島の数々、最近ようやく日本食を好んで食すように
なったイタリア人が本場の和食を堪能できるところ」だそうです。

写真1枚目はヴェネツィア大学本部があるフォスカリ宮殿の正面入口、2枚目は
その大学の建物を大運河側から見たところ(講演会場はちょうど3本の旗が立って
いるバルコニーのある大広間でした)、3枚目はその大学を見ながら乗れる渡し舟
のゴンドラ(トラゲットと呼ばれ、1乗り50セント)です。

講演会とは別に予期せぬ収穫がありました。須賀敦子さんの本にも登場する
ヴェネツィア大学・日本語学部長を務めた、アドリアーナ・ボスカロ教授
(数年前に引退)に20年ぶりでお目にかかれたことです。私がイタリアへ来て
間もない頃、日本の出版社の依頼で日本語教師用の月刊誌の取材と称して
恐れ多くも彼女にインタヴューしたことがあったのです。「当日アポ無しで
お邪魔したのでお叱りをいただき、それでも取材に応じてくださったので
大変感謝いたしました」と言ったら笑われました。当然須賀さんのことを
いろいろ話したかったのですが、そういう場でないのは明らかだったので
そのうちに訪ねていけたらと思いつつ会場を後にしました。