島根県のお友達が、珍しい
板わかめ を送ってくださいました。
『わかめ』と言っても、普通のわかめではありません。
天然のわかめの新芽を作って作られる、乾燥わかめで
島根県 出雲地方の名産品だそうです。
幅 約30センチ、長さ 約60センチ もあります。
毎年、今の季節に送ってくださいます。
とても大きく、割れやすいので、
ダンボールで大切に梱包して、送ってくださいます。
わかめの裏には、食べ方が書いてありますが、
一番美味しい食べ方は・・・
そのまま、じわじわと炙って(強火はダメですよ)
パリパリのところをご飯にかけて、
または、そのまま頂きます。お酒のお供に最高
板わかめは、湿気をおびてしまうと、
美味しさがぐ~んと減ってしまいます
パリパリした食感が、独特の持ち味だからです。
とても薄く、繊細なため、強火で炙ると焦げてしまいます。
我が家では、オーブントースターを温めて
その余熱でパリパリにしたりします
産地の島根県では、昔から 『板わかめ焙り器』
なるものがあるそうです。
引き出しの中に、板わかめを入れて
下の部分には、電球が入っているそうです
電球の熱で、ジワジワと板わかめを炙ると
パリパリになる・・・という人々の知恵ですね。
風流でとても素敵な小道具です