先般、見ると幸せが訪れるというドクターイエロー(新幹線試験車)引退のニュースがあった。
それで、昔、新幹線試験車が収集した保線に関するデータを分析してレポートを出力するというシステム開発をしたことを思い出した。
この案件の発注元がいわゆる「丸投げ」する会社で、必然的にプロジェクトは大いにコケた。
管理をやらされたり、訳わからない会議に出されたりもして、かなり苦痛な案件だった。
東京で電車通勤しているとしょっちゅう信号機故障や踏切トラブルが発生して遅延するが、この会社が開発したシステムのバグじゃないのかと連想してしまうほどである。
この会社では他のシステムの仕事もしたが、これは自分史上歴代1位の糞案件だった。
プログラム修正を丸投げされ、デスマーチで過労死ライン余裕超えで仕事を振られ、挙句に金の支払いもごまかされた。
この会社、後に若い女性社員が過労死して賠償命令がくだったという事件があったが、あの体質なら当然だろうなと思った。
自分もあと1か月延長してたらお釈迦だったかもしれない。
IT土方の悪夢の経験談である。
■見ると幸せになるというのはガセっぽいドクターイエロー