レター -18ページ目

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今日の空、

髪と首筋のあいだに在る風、

あなたのにおい。



幸せの要素。

ベッドの上から

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この部屋を眺めている。

あの人は、
朝早く家を出た。


まだ眠っててもいい、と言うので、

こんな時間まで甘やかしてもらう。



あの人の部屋は
どこよりも落ち着く。

あたしは、
この部屋に居心地の良さを感じていたのだけど、

あの人の居ないこの部屋は、

なんだか、
どこか、
違う。


あの人は、
素敵だ。


愛とか、
恋じゃない。

そんな、
概念はない。

思い悩み、
切なくなる必要もない。


絶対の安心。


ここに居る当たり前の幸せ。



あの人を見送るとき、

少し、
寂しかった。


もうすぐこの部屋を出るけれど、

また、
すぐに帰ってきたくてたまらない。

鍵は、
かさの中にきちんと、
入れておきます。


甘やかしてくれて、

ありがとう。



もうすぐ逢えなくなるでしょうから。

それまで、

どうかそばにおいといて。

のみそ

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今日はあの人の部屋になんとなく、

来てみた。


作りかけの曲を聴かせてもらって、

サッカーを観て、

DVDを観て、

これ以上にないぐらいにのんびりとした。




あの人は、
あたしの子供みたいな
ワガママにも、
疑問にも、
くだらない雑談にだって

きちんと応えをくれる。



出逢えて、
良かったと心底思う。


心の在りかが、
今日、
解った。