声を | レター

声を

あの人の声で、
充電完了。


久しぶりに声を上げて泣いた。


あの人の前では、
こんなあたしでもいいような気がする。


ダメなやつだ、
と笑いながら、

それでも電波は繋がっている。


そんなあなたが、
あたしを知っていてくれるから、


なんとなく、
それでいいんだと思った。


それだけであたしは、
今日をちゃんと生きていける。