思い出の場所を失うって事・・・
皆さんこんばんわ♪
ちょっと前に書こうと思って書けなかった話を
今回は書いておこうと思います。
先日ね・・・
実家に住む妹から写メが送られてきました。
実家のある
都営住宅の取り壊し画像。
ぽんさん的には結構ショックというか・・・
何だか寂しい気分になっちゃいました。
ぽんさんが育ったこのアパートは
多分ね・・・
戦後の高度経済成長期に建ったと思われる
それは古いアパートでした。
ぽん両親が入居した時にはすでに新築ではなかったみたいだし、
10数年経ってたんじゃないかな?
ぽんさんの年齢(36歳)から推測すると・・・
築50年近かい!?
普通の戸建てでも老朽化で建て替えですよ。
耐震的にもどうなのか心配だったこの家も
去年の秋から一部の住人の引っ越しが開始され・・・
ついに3月に入った先日。
4棟のうち2棟が解体され始めたわけです。
ちなみにぽん家は引っ越しはしないで、
新しく建てられる棟にそのまま入居予定。
住む部屋は変わるけど、
住む街は変えないで過ごせる事になりました。
でもさ・・・
子供のころいっぱい遊んだり、
夏休みにラジオ体操したり
花火大会をした
公園も・・・
秘密基地を作ったり探検ごっこをした
林や
庭も・・・
中学時代に好きな人にこっそり電話をかけに行った
公衆電話も・・・
彼氏に送ってもらって立ち話した桜並木も・・・
病気になった時に
ずっと眺めていたベランダからの景色も・・・
敷地にあった思い出の物が
みんな無くなっちゃう。
さみしいなぁ・・・。
高台の上に立つ4階建ての最上階にあった我が家からは
都内でも意外と星も見えたし・・・
東京タワーとか
神宮外苑の夏の花火とか見えて
絶景だったんですよね~...( = =) トオイメ
あんまり古い家だったので、
お友達ってほとんど家にあげなかったぽんさん。
でも・・・
パパやパパ両親も挨拶来た場所だし、
狭いながらも里帰りして娘の育児に奮闘したり・・・
家族としても思い出は色々あった実家。
そして子供達も少なからず
じーちゃんばーちゃん、ぽん妹との思い出を作った実家です。
今はね・・・
千葉に移って終の棲家を持つ事が出来たぽんさんだけど、
ぽん両親も、亡くなったぽん祖父母(先祖)たちも
みんな東京・港区育ちで借家暮らしだったんです。
ぽん母は今で言う・・・シロガネーゼ
まぁ・・・その辺育ちって事です(^-^;
昔は風情のある寺町でしたけど、
今じゃすっかり変わってお洒落な街になりました。
だからね・・・
ぽん父、ぽん母の実家も
今は何も残ってません。
借家の跡地はみんな
マンションに建て替えられちゃいました。
両親にも思い出しに帰る場所がもう無くて・・・。
免許証や戸籍の本籍地に
ぽん父の実家の住所が唯一残るだけだもんね。
私なんかよりずっと・・・
両親の方が寂しいんじゃないかな、きっと。
「アパートの写真、
今のうちに残しておいてね」
ぽんさん、妹に言いました。
写真が唯一・・・私たちがそこに居た証です。
・・・まあね、
そんな感じで哀愁に浸っちゃって
写メを見てすぐに書く気持ちになれませんでした。
リフォーム番組の「ビフォアアフター」で
問題を抱える家が解体されるのを
涙ながらに見ている施主さんの気持ちに似てるかも(^-^;
そんでもって、やっと気持ちが落ち着いて
日記を書けるようになったっていうか(^-^;
新しい家に両親たちが移り住む事も
やっと楽しみになってきたって言うかね(#^_^#)
次の家でもいっぱい思い出作れるといいな~♪
長々お付き合いくださって
<(_ _*)> アリガトォ ございました~。
では(*'-')ノ*:・・:*マタネー*:・・:*