多くの人々は自転車に乗ったことがあるだろう。

 

通学のため、通勤のため、運動のため。目的は様々でも日本では多くの人々が幼少期に自転車を乗る訓練をして乗れるようなっている。

 

毎日のように乗っている人もいれば車に乗るようになって全く乗らないという人もいるだろう。

世間一般で言う自転車といえば多くの人が思い浮かべるのがシティサイクル、いわゆるママチャなどの類である。

 

俗称であるが学チャというものもあり、多くの学生が通学用に使っているブリジストンなどの自転車である。このへんの自転車はピンきりではあるが多くの場合は一般的なシティサイクルよりも値段が高いが、頑丈にできており、うまく使っていれば毎日の走行でも平気で5~6年の耐用年数を見せる。

 

大体こういう可愛い子が宣伝してる。しかしこんな可愛い子は乗って

 

 

話がそれ始めたが、こういうシティサイクルは基本的に安価で気軽に乗りやすかったり、高価で頑丈であったりする。

 

こういったシティサイクルと対称的なのがスポーツバイクであり、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクなどである。

 

これらは特定の条件に特化しており、スピード重視、山道重視など、その用途によって非常に高いパフォーマンスを発揮する。

 

差別にならないように同様に可愛い子が乗っている写真にした。

まあぶっちゃけこんな格好でこの自転車に乗ったらパンチラとかいうレベルではなくてもはや露出狂。やったねおじちゃん。

 

さて、今回の記事ではこのロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイクなどの違いをはっきりさせていくことが狙いである。

 

 

ロードバイク

多くの場合、スポーツバイクといえばこのロードバイクをイメージする人が多い。

最大の特徴はそのスピードでエンジンを搭載しない乗り物としてはトップスピードである。

 

速さのみにステを全ふりした乗り物である。それゆえにタイヤがシティサイクルなどにくらべると極端に細く、高圧になっており、大きな段差や障害物に衝突するとパンクが起きやすい。

 

また、ロード、塗装道路を走ることを前提にされた作りをしているために、悪路、いわゆる砂利道などは走行に適していない。というか走らないでお願い。

 

 タイヤの細さとか細かいこと?を言わなくても素人目にもはっきりとした特徴に見えるのはなんといってもこのハンドルだろう。何やら草食獣の角のようにクリンとしている。

 

これはドロップハンドルというもので、前屈姿勢とか(重心が前向きなるので加速しやすい)になりやすく、加速に特化したロードならではのハンドルと言える。

 

しかし注意したいのはこのドロップハンドル=ロードバイクではないというところだろう。

 

あくまでこれはハンドルであるので、あとで紹介するクロスバイクにもこれをはめ込むことができる機種もある。 しかし基本的にはロードバイク→ドロップハンドルであるからドロップハンドルの自転車を見かけるとロードバイクだと思っていればまず間違いはない。

 

また、その性質上、坂道などにも強く、山道などでも他のチャリに比べてスイスイと上がれてしまう。

しかしあくまで塗装道路での話であり、むき出しの地面の山道などではやはり分が悪い。というか走るな。

 

端的に言えば、塗装道路という条件のもとだとめちゃくちゃ早い自転車という理解でいい。

 

クロスバイク

 

ロードみたいにシンプルな写真にしようと思ったんだけど、様々な理由からこれになったんだ。いや本当に他意はない。

 

クロスバイクの説明は実はマウンテンバイクのあとにしたほうがいいのであるが、ぶっちゃけマウンテンバイク全然知らないからあまり書くつもりないのや すまんな。

 

その名の通り、マウンテンバイクは山などの塗装されてない道でもガンガン突き進めるようにぶっといタイヤでガシガシと進んでいくものである。

 

それに対して先に説明したロードバイクは塗装された道という条件付きではあるが爆発的なスピードを手にしている。

 

クロスバイクとは実はこの2種のバイクの間の子なのである。

 

つまり、ロードのように早く漕ぐことができてマウンテンのように悪路を進むことができるのだ。

 

こう書くと万能のように思えるが、悪い言い方をすればロードほどスピードもでなければマウンテンほど悪路をスイスイといくことはできない。

 

いわゆる器用貧乏というやつだ。それでも優秀な自転車であることに変わりはなく、シティサイクル以上のスピードと爽快感がほしいけど、ロードほどスピードを出したくない、多少の悪路も気にせずに進んでいきたいというわがままなニーズに答えうることができる唯一の車種ともいえるだろう。

 

ちなみに値段的にもロードに比べて安価であるためその点でも優れている。

 

写真を見てもらえればわかるが、どうしても女性のケツに目が行くかもしれないが男子諸君は目を凝らしてよく見てほしい。ロードと違って多くの場合はクロスバイクはフラットバーと言われる真っ直ぐなハンドルである。基本的にクロスバイクはこのようなフラットバーをハンドルにもつ。

 

次記事!!


予算別にくらべてみた