今週で産後パパ育休が終了する。


 来週から仕事に復帰するので、産後パパ育休中のことを少し振り返っておこうと思う。


 1ヶ月強の育休中は、妻が産褥期間中ということもあり、家事の全てをやることになった、掃除、炊事、洗濯、まるで家政婦になったかのようであった。


 しかし晩御飯作りについては、コープデリの宅配を週に3回使うようにしたためだいぶ楽になった。


 コープデリは本当に楽だ、予算が許せば週5で頼みたいくらいである。


 来週以降の昼ご飯、奥さんがちゃんと食べれるか不安である。


 ひとりで赤ちゃんを世話しながらきちんとお昼を食べるのはなかなか難しいと思うのだが、私がいれば昼食は作るのだが、たぶん一人だと卵かけごはんになってしまうであろう。


 冷凍のエビグラタンを買ったり、焼き飯を買ったりしたので、それで当面しのいでもらうしかないのが現状である。


 赤ちゃんの世話については、オムツ交換、粉ミルクによる授乳、沐浴ひととおり出来るようになった。


 オムツ交換は24時間いつでも発生するイベント、大体二時間おき、ひどいとオムツ交換直後に脱糞ということもあるため、とにかく回数をこなすことができた。


 黄色いウンチを汚いと思わなくなればこっちのものだ、なに、臭いも米の磨ぎ汁に似たものでたいしてくさいものではない。


 ミルクについては基本奥さんが母乳をあげているのでなかなかあげるタイミングがないが、母乳だと2時間おきにやらねばならないが、粉ミルクなら3時間は腹がもつので、個人的には積極的に粉ミルクを活用してほしいところである。


 沐浴については、1ヶ月をすぎたので赤ちゃんと一緒に入浴可能なのだが、現状浴室のなかでリッチェルのベビーバスを使っての沐浴を継続している。


 赤ちゃんどんどんおっきくなるし、重くなるので、奥さんは手首をいわしている。大丈夫だろうか…


 休業期間中は、リスキリングの真似事のようなこともしてきたが、やってみて思った。


 育児休業期間を活用してリスキリングというのは夢物語である。


 父母ともに休業すれば交代交代で勉強可能だが、一人なら絶対に無理だろう。


 以上あっという間だったが、産後パパ育休は取得して本当に良かった。


 夏のボーナスの減額なしに育児休業を取得できたというのもそうだが、なにより赤ちゃんの世話をすることの大変さを理解することができたのが非常に大きい。


 お昼ごはんもろくに食べれないほどに忙しいということを身をもって理解することができた。


 この1ヶ月はいろいろなことがあった。


 家族が一人増えた。奥さんも難産だったがなんとか元気でいてくれた。


 私は36歳になって父になった。家族に対する責任もできた。


 これからが本番だ、仕事に育児に、とにかくまい進しようという心づもりがついた。