朝、友達からの連絡で知った。

首里城が燃えている。



すぐさまテレビを付けてみる。

燃えている首里城。
骨組みになって崩れ落ちていく様。


本当に本当に信じられないし、
こんなにも悲しい気持ちに。


これまでの人生で一度しか訪れたこともないし。
普段の生活の風景の中にもない。


でも、
沖縄に首里城がある。

という圧倒的な存在感、
朱色の美しさ、沖縄の青空とのコントラスト、


何故だか、涙が溢れてきたよ。


33年生きてきた中で
首里城は、ただそこにあるだけで

平和を感じることが出来て、
安心出来て、

見守ってもらっていたんだなと。



時折ふらっと首里の道を通った時に
見える首里城を見て

なんだかほっとしてたんだなと。



形あるものはいつかなくなる。



脆く。儚い。


先の人たちの思いを胸に。
前を向いて。