私には東京に住んでいる一つ上の姉がいる。
私が今の夫と同棲を始めた頃(8年前)
姉は離婚した。姪っ子は元夫が親権をとった。(詳しくは割愛する)
姉は離婚後、実家(茨城)に帰ってきたが、
東京のとある組織に属しながら、フリーランスで働き始めた。(確認とってないから、固有名詞は避ける)
当時の私は【脳内母】に乗っ取られていたので、離婚は可哀想なことと考えていた。
姉を可哀想な目で見ていた。
腫れ物を触るように接していたし、姉の離婚を隠すようにしていた。
会社に正社員として働くことが正しいと考えている私は、「その組織大丈夫?」「なんでそんな働き方選ぶの?普通にアルバイトした方がいいじゃん」「茨城で実家から通える仕事見つけた方がいいじゃん」
また、女は結婚して養ってもらえばいい、女は家庭に入って子を産み育てることが幸せとも考えていたから、「まだ若いんだから、お姉ちゃん綺麗だし、婚活した方が良くない?」
本人には言えなかった。可哀想だったから。
だから、よく母と姉について話していた。
母に言わせようとしていた。
休みを最低限にして働く姉にも「休ませてもらえないの?その組織やばくない?」言って、姉からキレられたなぁ。当時は姉が組織に洗脳されたと思っていた。
姉を『心配』している妹に見えるだろうか?
まったく違う。
自分のルールを破る姉に、
ルールを守り続ける自分自身に、イライラしていたのだ。
ルールは母からの教え、呪い。
心配を盾にして、勇気のない自分自身を直視したくないために、姉の人生に口出しをしていた過去の私。
「ナリ真理学講座」を受講して、今年の10月11月は、東京で開催されるそのオフ会や飲み会に参加する為、子守りを姉に頼った。
姉は心のことを学び始めたと言う私に「いいじゃん♪」としか言わなかった。我が子の子守りもやってくれて、楽しそうだった。
あ、何かお願いするやってもらう時は、手土産か金銭を渡すと言うルールもあったわ。
もらったら返すとかもな!!!
お祝いは半返しルールはバッパからの呪い。笑 (バッパ=父方祖母w)
今はない。あげたい時にあげる。
もらったらありがとう😊
人間関係も変わった。
これは後のネタにしよう。笑
最近、姉は目標のひとつだった、組織で責任のある立場になった。その報告LINEをもらった時、私は「すごいじゃん。やったね。嬉しいねぇ。ずっと頑張っていたもんね」と言った。
今、自分を生きている私は、基本用事がないと姉には連絡はしない。会いたい時に会う。喋りたい時に喋る。話聞いて欲しい時にきいてよーと連絡する。
お母さん!!!!
「愛」ってさ、心配して口出すことじゃなかったよ。
嬉しい時に一緒に喜ぶ。悲しい時に一緒に悲しむ。それを努力してやろうと思ってやるんじゃない。自然とそうなっちゃうんだよ。
今の私は、姉も自分も大好きだ。
おしまい。
【追記】
もらったら返すは、人間の本能だった、、!
(返報性の原理)