どうも、無職Aです!


早速、3日目にして書くのを忘れるという失態を犯しました(笑)

最近始めたスマホゲームが面白すぎて、ついつい忘れていました。

今頃のスマホゲームって無料でもめちゃくちゃ作り込んであって、ハマってしまうと危ないですね(笑)

もちろん私は無職なので、こんなモノの課金にハマっては大変なことになるので、なるべく時間は減らして、課金してしまわないように楽しんでいきます。


さて、今日で3回目のblogになりますが、本日は新卒で就職が決まったあとのエピソードについて触れてみようと思います。


既にお気づきかと思いますが、ついつい話が冗長になる癖があるので、今に至る全てを今回で書けるとは思えませんがお付き合いくださいね😊

ちなみに身元バレを防ぐために若干のフェイクありなので、信じるか信じないかはあなた次第w


大した目標もなく、一般的な企業には相手にもされず、小さいところなら採用の可能性あるかな?という、とんでもない動機で小さなスーパーマーケットの面接を受けた私。


やる気の欠けらも無かったのに、何故かほとんど話もせずに採用されてしまい、そのまま深く考えることなく入社。

私の初めてになるお給料を貰う為の仕事が始まることになりました。


ここの会社は(便宜上T社とします)従業員20名程で、3店舗ほどを当時、私の住んでいる市内で店を持っていました。

全盛期は4店舗ほどあったらしいですが、1つは既に閉店していました。

この段階で既に将来に不安を感じました(笑)


業務内容はスーパーという場所で皆さんが思い浮かべる業務全般でしたが、一部はテナントさんが入っていたので、複雑な加工を要する部門は専門店が入ってました。


何しろ小さなお店なので全般と言ってもそれほどの仕事量ではなかったと思いますが、アルバイトずらした事が無かった私には結構キツイ仕事でした…


これは恐らく販売業やったことがある人には必ずわかって貰えると思いますが、初めてのこの業界に入ると大抵1週間くらいは下半身が激痛に襲われます😭


ものすごく歩き回るなら、まだ良いのですが、狭い店内なので、それほど運動量が多くならず、立っているだけの時間が自然と多くなり、これがとにかく辛い。

毎朝立ち上がるのに苦労しました…。

二週間をすぎる頃には慣れてしまって、今現在では立ち仕事を何時関しても平気ですけどね(笑)

しかし、足は痛くても研修は容赦なく始まりました。


研修は最近の表現で言うなら、OJTということなりますが、そんな立派なものじゃなく、入社当日から通常の仕事に入り、先輩の行動にひたすら着いて行って指示に従うだけ(笑)


よく分からないまま、引っ張り回されて仕事してましたね。

古い体質の会社だったので、私がいた店舗では40以下の年齢の人は私一人で、会話1つとっても皆さん言い方がキツいんですよね。


それでもギリギリの人数でやっている手前、直ぐに辞められたら困るから、かなり手加減してくれていたと思いますが。

昔の企業にありがちな鉄拳制裁は一切無かったので、そこはキチンとした会社ではあったと思います。

入って1ヶ月くらいは毎日社長に怒鳴られてましたがw


スーパーというと、現代の綺麗な大型店のイメージが強い時代のせいか、今でも若い世代の人にはキラキラ仕事だと思われていて驚くのですが、はっきりいって超体育会系の肉体労働です(笑)


これは、1度でもスタッフとして働いていた方には同意してもらえるかもしれませんね。


元々、八百屋、肉屋、魚屋などの個人店から叩き上げて大きくしている経営者さんが多いので、上の世代ほど、その感覚が抜けてないですから、上品な人は少なく、攻撃的な人が多い気がしますガーン


そういう世代が完全にいなくなれば変わっていくかもですが、私が就職した頃はまだまだ古い体質だったので他の会社も同じような感じだったかと思います。


条件も非常に悪かったです。

当時はそんなものだと思ってたので疑問に思わなかったですが、休みも週1しかなく連休は基本無し。

年末年始休暇だけは市場の休みに合わせて長いという典型的な昔の個人食料品店の休日スタイルでした。

年間休日60日くらいしか無かったような気がします。

しかも朝7時から19時までの1時間休憩。

それでいて手取りは15万くらいでした。

残業代という概念も当然なし(笑)

ボーナスは一ヶ月なかったですえーん

こうやって、改めて書いていると、現在では社会問題になってるブラック企業そのものですね(笑)

でも若さと世間知らずの無知により、それを特に疑問に思うことも無く乗り越えたんですよね。

真実を知らないという事は、いい事なのかもしれません。



ただ、これはあくまで昔の個人店レベルの食料品店の話です。

今ではスーパーマーケットで成功している企業の多くは、多くが大企業になり、福利厚生も向上していると思うので、もし若い人で読んでいる方がいれば、そんな時代もあったんだなと思う程度にしてください(笑)


でも、悪いことばかりじゃないんです。

果物や野菜の善し悪しは自然に身につきますし、市場原理が理解できるようになるので、世の中の動きが店頭にても肌感で感じることが出来るようになったと思います。

やっぱり時代が変わっても食料品の取引って商売の原点みたいなところがありますから、将来的に何か商売をやりたい人が最初に働く現場として、決して悪い職種では無いと思います。

やる気を失うと同じことの繰り返しで全く面白くない職種になる可能性も人によってはありますけどね(笑)


あとは、小規模な店だと近所のお客様との交流も醍醐味ですね。

基本的に毎日同じ人が来るので、名前を把握できるレベルで仲良くなる人も増えます。

食料品を売る店で働くと買ってくれる人の生活までイメージ出来るようになるんですよね。


この人の家は金曜はカレーだなとか、この人は春になると必ずこの季節の野菜を買うから、地元の郷土料理が得意なんだろうなとかも分かるようになってしまいます。

むしろそういう人から季節ごとの料理を教えて貰って、仕入れの参考にすることすらありました。

近くで飲食業やってる人も食材を買うので、今日の日替わりメニューが想像ついたりとか(笑)


最近は共働き家庭が大半だとおもいますので、平日はあまり買い物をせず、車で遠方の大型店へ週末のみに買い物に行くスタイルが定着しているように思いますが、当時の私がいたお店は熟年の主婦の方や、お仕事は引退されて悠々自適なご夫婦が客層の大半だったので、生活に大きな変化が無い人が大半でしたから、パターンは分かりやすかったです。

それに合わせて仕入れをしたりして喜んで頂くと、自分が地域の生活を支えているような錯覚(笑)を覚えて、嬉しかったですね。


何が言いたいかと言うと、他の職種に比べて条件は良くないけど楽しい事もある仕事ですよと言いたかっただけですw


楽しい事と言えば、他にも配達があったので、公共機関とか幼稚園、保育園とか老人ホームとか、色々な場所へ私が配達をしていましたから、そこの担当の人とも仲良くなったりしました。

特に幼稚園と保育園は綺麗な先生が沢山いたので、当時若かった私は毎日行って少しの世間話をするのが楽しみでした(笑)


仕事に慣れてからはこのようなルーティンワークをひたすらこなしていき、徐々に店長と同じ仕事が出来るようになって、仕事に大きなストレスを感じることもありませんでした。

若かったので肉体的な辛さは感じなかったですし。

コレが一生続くならそれはそれで良いかと思ってました。

私は当時大金を使うような趣味もなくて、ゲームを1日やってれば満足くらいの人間だったし、結婚とかも全く考えていなかったせいか、出世したいとかもなかったので、企業の規模が自分の性質にあってたんですよね。


ただ、鋭い人は今までダラダラ書いた内容でお気づきかもしれませんが、現代にそぐわないブラック労働と、お客さんの名前までは把握出来てしまうような小規模な商圏でやっているような企業がそれほど長く続くはずがないですよね(笑)


そうなんです。

残念ながら、私が働き始めて7年くらいして突如その日はやって来ました。


元々、オーナー社長のワンマン企業で、我々従業員は正社員でありながら、会社がどうなっているかを全く知らされていませんでした。

恐らく店長クラスでもぼんやりとしか数字を知らなかったと思います。

仕入れも完全な勘でしたからねwww


しかし毎日働いていれば売上が確実に落ちていってること、お客様が減っていること、近郊に新しいお店が増えていること等、良くない状況であったのは当然、感じていました。


ある日、事務方の責任者から、突然発表されたのです。

うちの会社は同じ地元の急速に規模を拡大していた中堅企業に吸収されて無くなるなるという旨の発表でした。


早い話が、社長が売上の立ち直しを諦めて、他の企業に会社を売る決断をしたという事です。


もう実際に会社を受け渡して閉店するまで2ヶ月を切った状態での発表!

これには怒りとか焦りとか言うより笑ってしまいました(笑)

まあ、当時は30歳になってなかったのと、実家暮らしだったので、そのあとも何とかなるだろというのもあって、動揺が少なかっただけだと思いますが、周りのベテラン勢は不安に大きく動揺してましたね。

大半が定年が見えてきている年齢での解雇になりますから。


ここから、1ヶ月半の間、特に変化が無かった私の生活が大きく変わっていくことになります。


ですがまたしても長くなりすぎたので次回にお話したいと思います。

全ての経歴を語るまで何回使うのか不安になってきました(笑)

よろしければお付き合いください。