みなさま、こんばんは
39ネコです。
1年ちょっと前の2017年12月23日
我が家に新しい家族が増えました
彼の名は『信長』
https://ameblo.jp/ponpokorinmei/entry-12337075801.html
年齢不詳
骨盤骨折、肺挫傷で負傷
エイズキャリアということもあり
絶賛
風邪っぴき中の男の子でした。
相模原シェルターにいたのは
1週間ちょっとだったので
彼の性格なんて全然知らなくて
相模原シェルターでは、
どちらかというと大人しい感じ？
どうして彼と家族になりたいと思ったのかは
今でもホント不思議なぐらい
我が家にお引越ししてから
しばらくの間は投薬もあったのでゲージ生活。
その後、フリーの時間を少しずつ増やしながら
徐々に徐々に完全フリーな生活へとシフト出来たらいいなぁ～
彼と仲良くできたらいいなぁ～
と私の頭の中は所謂教科書通りの
“ネコの迎え入れ手順”を計画。
彼にとって我が家が
少しでも安住の場所と思ってもらえるよう
私も一生懸命だったように思います。
が、そんな私の教科書通りの計画を
連日ぶっ壊しまくる信長
毎朝の投薬は熾烈な戦いと化し
私の顔を見ては
「シャー
」と怒り
ネコパンチ炸裂及び空気砲連射
「シャー」が効かないとなれば
「ガー」と威嚇。
荒れに荒れまくりの激怒everyday
私も正直お手上げ状態
全くもって信長の事を可愛いと思えない自分に
自己嫌悪を感じる日々
元々野良猫だから
人馴れなんて無理なんだなぁ。
そんな事を思っていた2018年3月でした。
半ば、彼と仲良くなるのを諦め
エイズキャリアである為、日和風邪は仕方ないねと
物陰に隠れている彼に
届くか分からないテレパシーを送ってみた事もありました。
2018年4月、この頃は投薬も中止していたのですが
暖かい日が増えてきたせいか体調も安定していたので
獣医さんと相談をし、去勢手術を決行
ぷっくりとしていた信長のふぐりさんは
ポイフルサイズになって帰って来ました
相変わらず、付かず離れずの距離を保って生活を続けていたのですが
ある日仕事から帰ると私のベッドのタオルケットに
ひまわりとは違う毛色のネコ毛が付いているのを発見
どうやら私が仕事に行っている間
私のベッドを寝床にしている疑惑
「私のベッドで寝ているって事は
私の事は嫌いじゃないのかも…」
そんな風に思い始めた2018年夏でした
そこからちょこちょこと
私が家に居る時間も顔を見せてくれるようになった信長。
カーテン裏が彼のポジションだったのですが
秋が過ぎ、冬がやって来ると
寒さが手伝ってくれたのでしょう
ホットカーペットの上で
一緒に過ごす時間が持てるようになりました
毎日くしゃみをし、鼻水を垂らし、皮膚も弱く
お顔がすぐに汚れてしまう信長。
お外で暮らしていたネコとは思いえないほど
極度のビビりさんです
今でもちょっとした物音にビックリして
カーテンの裏に隠れてしまうのですが
なんていうか、、、
家族になるってこういう事なんだろうなぁ～と
現在進行形で信長に
教えてもらっている気がするんですよね
まだまだお互い縮みきれていない距離はあるものの
すこぉーしずつ
気持ちが通じ合えるようになっている気がしていて
その日々のほんの少しの変化を
大事に出来るよう
喜べるよう
少し立ち止まって
心にゆとりをつくる生活を
信長が与えてくれている気がします
信長、いつもありがとう。
これからもよろしく
by39ネコ