酸素吸入に関しては扁平上皮癌で・・というより扁平上皮癌の進行によって胸水貯留、肺気胸になり必要になったという感じです。
口腔に出来る子も多い扁平上皮癌なので、うち以外にも酸素濃縮器を使用した飼い主さんはネット上でも何人かお見かけしました。
恥ずかしながらののちゃんが病気になるまではこういうことを家で行うこともあるなんて全く知らなかった。
何社かあるレンタル会社の中でうちはユニコムさんで
・酸素濃縮器オキシランドZ-3000(室内で使用)初回月17,500円
・酸素濃縮器オキシビーナス・ミニ1000(車内で使用)初回月10,000円
・酸素濃度計ox-プラス(酸素室内を計測)初回月5,000円
をお借りしました。
酸素室はホームセンターで衣装ケースを購入し横向きに置き、その中にののちゃんお気に入りの掛け布団の一部を入れ、その上から百均で購入した透明ナイロンクロスを被せた。
↑スヤスヤとぐっすり寝ているののちゃん。
※この画像の数値は35以下になってますが、通常35~40をキープできるように管理していました。
酸素室には酸素流動と二酸化炭素を逃がす穴が必要らしいので上に数か所(流動用)と下に数か所(逃す用)開けた。
酸素器を借りた当初は口元だけに酸素をあてていましたが、病状が悪化するにつれ酸素が足りなくなり酸素室を設置しましたが、楽そうに寝てました。
酸素が安定して呼吸が楽だったのかな?
我が家の場合、車内で使用する酸素器をレンタルするのは迷いましたが、結果お借りして大正解だった。
最期の日は運転中の車内で呼吸が大きく乱れたので、酸素器がなかったらきっと車内で亡くなっていたと思う・・。
それはきっと私にとってもののちゃんにとってもものすごく悲しい結果。
酸素器があったから到着するまでののちゃんはきっと頑張ってくれたんだと思うし、到着出来たから抱っこして見送ってあげることも出来た。
本当に酸素器に感謝です。
正直安いものではないけれど、レンタルして良かった。
初めて使うもので戸惑いや不明点も多かったですが、ユニコムさんはとても丁寧にお答えくださいました。