京都二条城(かつての平安京大内裏)南側にある
神泉苑
平安京の創設時に大内裏に隣接して設けられた宮中附属の禁苑で、国指定の史跡です。
かつては、東寺管轄の雨乞いの道場だった場所です。
824には、淳和天皇の命により、空海が雨ごいの祈祷を行っています。
空海の祈祷により神泉苑に呼び寄せられた善女龍王が法雨を降らせたと言われています。
また、812年には、嵯峨天皇が「花宴の節」を催すなど、古くから花見の名所となっています。
池泉回遊式庭園
桜は散り始めていましたが、まだまだ綺麗でした。
本堂から善女龍王社へつながる真っ赤な色の「法成橋」がちらっと見えます。
もっと近くで撮影したかったのですが橋の上に外国人の観光客がたむろしていて良いアングルで撮れませんでした。
この橋を願いを念じながら渡り、渡善女龍王社にお参りをすると、その願いが成就するという言い伝えがあります。