内宮は、太陽をつかさどる天照大御神(アマテラスオオミノカミ)を祀っているのに対して、
外宮は食や穀物をつかさどる豊受大御神(とようけおおみかみ)を祀っています。
内宮と比べると、小ぶりではありますが、駅からも徒歩10分程度と近くアクセスはしやすい外宮
もっともわたしの場合は最寄の駅から約2kmとアクセスの良くない内宮まで駅から歩き、その後徒歩で旧街道を歩いての外宮到着だったので、この時点ですでに10km以上は歩いていました。
ちなみに、正しい参拝順序は外宮が最初で次に内宮なのでお間違えのないようにしてください。
鳥居をくぐると、あちらこちらに人間と神との結界があるようです。
こちらが本殿です。
こちらは1500年前に丹波(昔は丹後も含む)の国にある真名井原からお迎えしたそうです。内宮と外宮は並列するものではなく、あくまで内宮が伊勢神宮の中心ということになるそうです。
丹波の真名井原はどこかということについては諸説あるようですが、その中のひとつに以前ブログでも紹介した天橋立そばにある真名井神社もあります。
(下の2枚の写真が昨年5月に行った今は丹後の真名井神社)
伊勢神宮 外宮には4つの別宮があります。
その中でも、他の別宮と比べると一段格式が高いとされている外宮の第一別宮「多賀宮」
同じく別宮のひとつ「風宮」
もともとは稲作が風雨に影響されず順調に育つように崇拝されていた小さな社だったらしいのですが、元寇のときの活躍で別宮にまで格があげられたそうです。
こちたは治水、堤防をつかさどる神様だそうです。
そしてもうひとつ、「月夜見宮」という別宮が、外宮とは少し離れたところにあるのですが、こちらは、なかなか面白い言い伝えもあるので、次回紹介いたします。