一億総活躍社会を掲げる安倍政権が、とうとう配偶者控除廃止を具体的に検討し始めました。
廃止になる気配はとても濃厚で、「女性も社会に出て活躍しよう」「女性もキャリアを活かそう」という政府のシュプレッヒコールは、子供を育てる女性にとって余計な風潮です。
今は、個性が大切にされるべき時代であり、子育ての仕方を始め、主婦の働き方も各家庭の自由に任せるべきです。
実際に、配偶者特別控除の廃止は、どんなに美辞麗句を掲げても増税です。
政府はいま収入が足りなくて、小さな子供がいる女性でも働くのが普通だと、「普通」や「平均」を大事にする日本人の泣き所を抑えて、うまく増税に導いているのです。
しかし、決まりそうなものは仕方がありません。
嫌だと思うならば、選挙の制度を使って政治に口出すしかありません。
しかし今はもう遅く、きっと配偶者控除は無くなるでしょう。
配偶者控除の廃止により、主婦と働き方は変革の時を迎えました。
だからこそ女性は働き方を、今までがこうだったからという固定概念にとらわれず、家族で話し合って変えていく必要があります。
出産や育児で会社に影響があると考える女性は多いですが、家族に与える影響ほど多くはありません。
税金を納めることも大事ですが、子どもを育てることも大切です。
何を重視するか、どうすれば納得できるか、出来ることなら子どもも交えて家族で話し合ってみましょう。
子どももお母さんにどうして欲しいか、きっと思っていることがあるはずですから。

私は宮崎県内で現役で看護師をしているのですが、病院内に託児所があることで安心して子供を預けて仕事に専念できています。
(こちらを参考にしました
ママさん看護師応援し隊!求人情報|宮崎版


働くママさんとして活躍する看護師や、昼間は患者の執刀に当たっていて、家に帰ったら優しいパパとして家族に愛されている医師などが託児所に子供を預けることは珍しくないかと思います。
託児所に居る子供から見えない力で勇気づけられているような気持ちになる、なんて微笑ましい感覚が芽生えることもありえます。
仕事を頑張れるのは、我が子の成長を見守る親としての立場にいることの素晴らしさを実感しているからだと考えられて、仕事に身を入れることで安定した収入を得て、その収入で我が子に尽くすことが親としての幸せとなっていきます。
 ニュースで国の方針で医療に巨額の資金を投じると聞いたのですが…「巨額の資金を医療に掛けるということは、建設する予定の病院に託児所完備を導入するということ?」と感じますよね。
実際のところは…どうなんでしょう。周囲を見渡すとまだまだ女性が働きやすい環境だとはいえないですね。
国民に増税を強いた分だけ良くなっているのが目に見えるのであれば全然文句は言わないんですけどね。
医療費が年々増えていく中で確実に医療技術が進んでいるのであればいいのですが。
まず税金の使い道の優先度をはっきりさせてほしいと思います。
これから高齢化がひどくなって医療業界ニーズが高まるのは目に見えているのですから。