↓弟が入院中にサプライズでくれたプーさん♡
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【7/1 同じ病気の人の症例】
「月曜日7/4〜7/6 3日間ステロイドパルスの治療をする。水曜日に呼吸器のチームが来てみてくれる。ミダゾラムがなくならないと、人工呼吸器が外せない」と先生。ありさと同じ病気の人の症例を見せてくださる。
先生の話「過去の症例18件についての説明。多くの症例で治っている。死亡例も3件あるが、うち2例は腫瘍摘出していない、またはその時期が遅れた例。摘出は早い時期に行えたので、完治を期待している。ただし、完治までには数年かかった例もあり、長期戦になるかもしれない。ただし、数ヶ月で呼吸器が外せた例もあり、なんとも言えない。来週から3日間ステロイドパルスを行うので、それに期待したい。昨日、呼吸器チームによる回診があった。来週も水曜日を予定している。」朝方、少し熱があったとのこと。時々、痙攣のような手足の震えがあるが、すぐに収まる。それ以外は、ここ数日と同様。

【7/2 ありさ笑う】
セルシンは8時間おきに投与しているとのこと。昼は14時。看護師さんがありさに話しかけてくださり、ディズニーのことを言ったら、ありさが笑ったという。不随意運動にも見えるが反応している感じが強い。ありさ、看護師さんを目で追っているという。ミダゾラム6ミリ。尿を管で出してもらう700cc。少し痙攣。セルシン服用直前は手足の震えと口の震えが多く見られるが、長続きはしない。熱が少しある。セルシン服用後も、口をモゴモゴする不随意運動が見られる。

【7/3 涙が出る】
いつものありさの顔で、声を掛けたら、母をわかって、涙を流して口を動かす。涙を拭くと、もう一度涙が出る。何か話したいように見える。「大丈夫だよ。治る病気なんだよ」元気なありさの顔です。微熱があるが、1時間程で下がる。12時半頃からよく寝る。脈拍70前後。おじいちゃんとおばあちゃん、おじさんがお見舞いに来る。

【7/4 ステロイドパルス開始】
ステロイド治療1日目(ソル-メルコート1000mg)。ステロイドパルスしてもらう。ミダゾラム5ミリ。採血。ミダゾラムが減ったせいか、自発呼吸トリガーでの吸気開始が増えた。しかも、痙攣や咳き込みによるものではなく波形も正常。発熱38.5℃。大きな痙攣には至らないが、頻繁に両手が震える。膝を立てる動きが多い。人の動きを目で追うことが顕著に見られる。ステロイド500mg投与の段階では、顕著な変化はない。ありさ、看護師さんに笑っている「私に笑っているの」と看護師さん。「ディズニーが好きなんだって?」と声を掛けて下さる。「キティちゃんだよね」とお父さん。ステロイドパルス治療のせいか、ありさの髪の毛が抜ける。ありさと話がしたいよ。ありさに電話したくなる。会っているのに。 

【7/5 ステロイドパルス治療2日目】
ステロイドパルス2日目(ソル-メルコート1000mg)。ミダゾラム5ミリ。体重45kg。尿道留置カテーテル再。熱がある。14時半頃から、20〜30分間程、呼吸数が増加。20〜30回/分(すべて自発、心拍は80前後で安定)あまり動かない。心拍70〜90台。髪の毛いっぱい抜ける。ありさと毎日会っているのに、ありさの電話番号に電話する。留守番電話でメッセージを…。涙が出る。涙がいっぱい出る。

【7/6 ステロイドパルス治療3日目】
ステロイドパルス3日目。ミダゾラム5ミリ。尿を管で出す。髪の毛いっぱい抜ける。人工呼吸器のチームが見に来て下さる。呼吸器ディスプレイ右上のアラーム履歴表示「呼吸数上限」を示している。そのためか、グラフィックの横軸のメモリが短くなっている(1画面あたり5秒×6=30秒間)。熱37.4℃。ありさ、ステロイド治療のせいか、目を閉じて苦しそう。足も動かさない。あまり動かない。少しおごとなのか?心拍80〜90前後。寝ていても自発呼吸がある。15時、ありさ、鼻を赤くして泣いている。拭いても肩を震わせて泣いている。顔を歪めて声は出ないがひくひくと胸も動かしているので、明らかに今までのような涙が溢れるだけの状態とは異なる。看護師さんが来てくださり、「ありさちゃんどこが痛いの?」と聞いて下さる。

【7/7 ムダ毛剃る】
酸素濃度30→25%。ミダゾラム4ミリ。換気回数12→8回/分。呼吸器交換。熱37.5℃。酸素飽和度98〜99%、自発呼吸多い。顔が僅かにむくみ気味。足の動き、わずかで、膝を立てる動作なし。手がわずかに震える程度で痙攣らしきものなし。髪の毛いっぱい抜ける。お風呂です。お風呂の前にひざ下のタイツを脱がしてもらい、入院してからムダ毛を剃ってないので「剃っていいか?」看護師さんに聞くと、まゆ毛用の電気カミソリで剃ろうとすると「ちょっと待っていてください」と看護師さんが電気カミソリと新聞紙を持って来て下さる。カミソリの音がガーガーと音がすると、ありさは足を引っ込める。「痛い手術をしているので何をされるのかと心拍だったんでしょうね」と看護師さん。「お風呂で最初は目を開けていたけど、ずっと目を閉じていましたよ」と看護師さんが教えて下さる。

【7/8 髪の毛抜ける量増加】
ミダゾラム3ミリ。酸素濃度21%(私たちがいる空気中酸素21%)。高熱あり。口のモゴモゴ(噛む不随意運動)が多い。気持ち、追視が多いように見える。ほとんどが自発呼吸。酸素飽和度97〜98%。熱のせいか、手が震える。髪の毛の抜ける量増加。ありさの汗を拭き、お父さんが顔と背中を扇子で扇いでいます。毎日心配で、携帯電話を抱えて寝ます。先生からお話を伺う時は、右手を心臓に当てて聞いています。みんなありさのことが大事で大好きです。よくなって話したい。

【7/9 ありさ笑う】
ミダゾラム3ミリ。酸素21%。尿道カテーテル一時抜去(不正出血)。熱あり。手足の震え大きい。それ以外は変化なし。「午前中、ありさちゃん笑ってたよ」と看護師さん。ありさ、顔に汗をかいている。お父さんが汗を拭き、扇子で扇いでいます。ステロイドが終わってから4日目。ありさ、辛そうです。気持ち悪いのか、足があまり動きません。手が震えます。「こんにちは」と看護師さんが話しかけて下さる。人工呼吸器ののどのところからネバネバの液が出て、パジャマの襟など後ろまでびしゃびしゃです。看護師さんが吸引してくださり、枕の下に入れるシートを持ってきてくださる。看護師さん、いつもサササとありさのことをこちらがやって欲しいことをして下さいます。ありがたいです。看護師さんたちには、ほんとうによくしていただきました。

【7/10 ありさ辛そう】
ありさ汗をかいている。尿道カテーテル抜去(不正出血)交換。熱あり。心拍110〜。顔のむくみ、ニキビ少し。追視あり。唾液多い。口のモゴモゴ多い。手の小さな震え少し。足の震えなし。膝曲げ動作小さく少ない。仰け反り動作数回。全体的には大きな変化なし。口の中、鼻からもネバネバが出て、ナースコールを押して吸引してもらう。ステロイドパルスをしてから、ありさ辛そうです。お父さん、ありさの汗を拭き、扇子で扇いでいます。

【7/11 生理になる】
病院から電話がある。「ありさちゃんが生理になったから、ナプキンを持ってきて下さい」と看護師さん。脳波の検査。リハビリの一環で昼間はベッドの背を少し上げた状態に。熱あり37.8℃。顔のむくみは引いた様子。小さな手の震え時々。足や顔に触ると震えを誘引しやすいが、リハビリをしてもらうと気持ちいいのか?表情が良くなる。常にではないが追視あり。口から液、人工呼吸器の所からネバネバの液が出て、パジャマの襟、背中までビショビショです。拭いてタオルを入れます。かわいそうで見てられません。タオルを3枚入れたけど、もうどうにもならない。

【7/12 ありさ涙を流す】
ありさのアパートにナプキンを取りに行き、持っていく。胃液を吐く。ステロイドをしてから辛そう。ありさわかっている目で涙を流す。看護師さんより、脳波検査時、スパイク波が出たので、外見は痙攣のようではないが、鎮静剤を増量したとのこと。熱あり37.9℃。手の震え時々。痙攣気味の膝曲げ回数(持続はしない)はっきりした追視あり。唾液過多。心拍高め。120前後。「大丈夫だよ。治るから。もう少しだよ」と肩と胸をさする。

【7/13 ありさ苦しそう】
肛門から出血。循環器科の先生が診てくださる。ラクテック注500ml。看護師さんより「採血、尿検査の結果によっては抗生剤投与するかもしれないとのこと。熱39℃。顔がむくんでいる。ありさ苦しそうです。脈拍が高い140〜150をこえて、ピコピコ。4人の看護師さんが来て下さる。首を左右によく動かす。反応少ない。熱にうなされているような感じ。

【7/14 泣き顔笑い顔】
「目を閉じてと言うと20秒くらいしてから目を閉じる」と先生。シャワー浴、体重測定、採血、回診。先生方の回診、ありさ苦しいのか目を閉じている。父と母が来ると涙を流す。「治るから大丈夫だよ。守るから大丈夫だよ」13時頃、目を閉じて寝ている様子が継続。泣き顔笑い顔を何度か繰り返す。身体は動かさず(ぐったりしている?感じ?)顔(頬)が赤い(熱はあまり無い)。いつものような手を固く握りしめる状態は見られず、手のひらは柔らかい。

【7/15 看護師さん話し掛ける】
熱がある。「ありさちゃん手が小さいんですね」「ありさちゃん一人暮らしをしていたんですか?」「一人っ子ですか?」と看護師さんが色々聞いて下さる。昨日、弟が来て、先生と話したと言う。熱38.7℃。心拍110〜。唾液過多(喉から漏れ出す)。手のひら柔らかい。痙攣の震えなし。静かな膝曲げ動作あり。口の不随意運動小さく少ない。目の開閉じる数分おきに繰り返す。

【7/16 言葉を理解?】
ありさ熱がある。喉のところから液が出て、ビショビショです。吸入のホースが首のところに無いパジャマに替えてもらうってあったけど、濡れています。鼻からもネバネバの液が出て、ナースコールして、看護師さんが来て取って下さる。ありがとうございます。首と足を拭く。帰りに首にタオルを新しくして帰る。心拍110〜120前後。話しかけに対し追視と合わせて顔をそちらに向ける。言葉を理解しているようにも見える。反応は確実に好転しているよう。

【7/17 ありさよく寝ている】
ミダゾラム5ミリに。ありさよく寝ている。おじいちゃんとおばあちゃん、おじさん、おばさんがお見舞いに来てくれた。みんなありさに話し掛けてくれる。喉、口からネバネバが出ていない。みんなが帰るとき、ありさにっこり笑う。熱あり37.7℃。心拍120前後。心拍110前後。鎮静が効いているのか?目覚めない。反応はほとんどない。膝の曲げと仰け反る動作は時々あり。痙攣のような震えて僅か(殆んどな反応はほとんどない)。殆どが自発呼吸。抜け毛減る。口のモゴモゴ中くらい時々。手のひらは強く握る。

【7/18 ずっと寝ている】
今日で、入院して3ヵ月です。ありさがすぐに治ると思っていたので、3ヵ月は長いです。ありさの病室でずっと泣いてしまう。ずっとありさの身体をさすっている。ありさも目を閉じて泣いている。ありさ、お父さんとお母さんで守るからと話す。ありさのアパートへ。テルミール300ml。熱なし。心拍110前後。ずっと寝ている。目を閉じたまま。反応なし。痙攣なし。手は軽く握っている程度。足曲げ、仰け反り時々。(鎮静時、心拍80〜100、呼吸数9〜10、自発呼吸は3回中2回程度。酸素飽和度98%)。熱37.4℃。

【7/19 ありさ気がつく】
ありさの身体をさする。ありさの傷病手当の用紙書いてもらえたのでもらう。父のことも母のことも、ありさ分かり、うなずきます。自分のことがわかり、いっぱい泣くありさ。「ありさの病気は治るんだよ。元どおりに治って、呼吸器が取れて、点滴が取れて、リハビリして、歯を入れてもらって、治るから大丈夫だよ」と話す。こちらも泣いてしまう。微熱程度。脈拍100前後。「目を閉じて」「目を開けて」の呼びかけに、それぞれ続けて2回反応動作した?僅かに頷く動作もあった?ように見えた。時々覚醒。覚醒時、大きな足曲げ動作多く、大きな仰け反り時々。痙攣なし。泣く。一旦収まっても呼びかけに対して反応してまた泣く様子が見られた。今までとは違い、感情が伴って泣いているように見える。

【7/20 ありさわかる】
ありさの病室に入ると足を固定するベルトが置いてある。動くので、ベッドから落ちてしまうと危ないので、ベルトをすることになったと看護師さんが話して下さる。看護師さんが、足のベルトやだったんだよねと聞くと頷いたというありさ。看護師さんが手を挙げてと言うと、ありさ手を挙げたという。看護師さんが明日「お風呂に入る?」と聞くとありさ頷く。「明日お風呂に入る人手を挙げて」というと、ありさは左手を挙げる。頷いたり、手を挙げるのでびっくりする。嬉しくなる。父と母のことも、はっきりわかると頷く。よかった。ありさがわかってよかった。みんなに連絡する。喜ぶ。夕方になり、父母が帰ろうとすると、ありさずっと泣いている。ベッドの右足から足を下ろそうとして、一緒に帰るそぶりです。「ありさ辛いだろうけど、もう少しよくなってから帰るんだよ。ありさの病気は治る病気なんだよ。呼吸器が外せれば話せるし、痙攣を止める薬も点滴も無くなって、リハビリしてもらって、歯を入れてもらって、元のありさになるんだよ。動けて話せて、口からご飯を食べて、お風呂に自分で入ったり、トイレに行って、元どおりのありさの生活が出来るようになるんだよ。もう少しで、よくなるんだよ」ありさずっとも泣いている。母も泣いている。4時になり、歯磨きと顔を拭いてもらう時間になり、看護師さんが来てくれ、ありさと母が泣いているので、びっくりしている。少しして、人工呼吸器チームが来てくださったので、ナースステーションの椅子で待っていると、師長さんが声を掛けて下さり「本人がわかって嬉しいことですが、違う心配が出て大変ですね」と声をかけて下さる。6時までありさの手を握り「大丈夫だよ。治るよ。もう少しだよ。ありさの病気は治る病気なんだよ」と声を掛ける。夜の看護師さんが来て下さり、他の看護師さんが食事を入れて下さる。少し落ち着いてから寝ているので「明日また来るね」と声をかけてから、ありさのアパートへ帰る。熱37.7℃。脈拍100前後。話し掛けるとはっきりと反応する。言葉の意味も理解できるようで、僅かではあるが、頷く。覚醒時の表情が柔らかい。覚醒と睡眠を行ったり来たりしている感じ。足曲げ動作と仰け反り動作が今までより大きい。無意識ではなく意識して動かしているかのように見える。口のモゴモゴ不随意運動なし。起き上がってベッドから降りたいかのような仰け反りと足の動き。

【7/21 ありさいろいろわかる】
ありさの病室に入ると寝ている。看護師さんが来て、ありさに話しかけて下さる。「先生今日来たの?」と看護師さん。他の看護師さんが「どうですかね」と。また、看護師さんが「ありさちゃん先生来た?来たんだったら手を挙げて」と言うと、ありさが手を挙げた。びっくりした。色々わかって、頷く。「他の看護師さんが先生イケメンって言ってたよね」と聞くと、看護師さんが「先生イケメン?」とありさに聞くと、ありさは頷かなかった。先生方の回診。「ありさちゃん目を開けて」というと、目を開けて「ありさちゃん手を握って」というと手を握る。副院長先生が「この病気は気がつくと日に日によくなるんですよ」と仰っていた。ありさのお友だちに電話する。「ありさが頷いたり、手を挙げてと言うと手を挙げる」と話すと「よかった。待っていたんです」と涙ぐんで下さる。ありさの様子を話すと「面会はまだですね」と言ってくださるので「人工呼吸器が取れて話せるようになったら連絡します」と言うと「ありがとうございます。待っています。」と言ってくださる。採血、カニューレ交換。右手は少し動かしにくい模様。摩擦と不随意運動なし。看護師さんから「先生がいるときに車椅子に乗ることを検討したい」とのこと。

【7/22 声を掛けたら笑う】
11時からシャワー浴に入れてもらったみたいで、髪もキレイに結んでもらってあった。「ありさ、お父さんと来たよ」と言うと、ニコッと笑ったけど、お風呂に入って疲れたからか、よく寝ています。看護師さんが「またお風呂に入る?」と聞くと、頷いたという。他の看護師さんは、手に握り返してくれたと言っていました。他の看護師さんは、ありさのことお風呂に入っているとき、反応が良かったみたいよと仰っていた。夕方に、ありさに「帰るね」と言って声を掛けたけど、よく寝ている。帰っているとき、病院から電話がある。「呼吸器が外れて胸のベルトをさせてもらいます」と。お願いします。口の不随意運動なし。手の震えなし。その他の痙攣なし。心拍90前後。「4時になったら帰ってもいい?」と聞いたら、首を横に振って、嫌だと意思表示。お腹が痛いということか、手を何度もお腹に当てる。「お腹が痛い?」と聞くと頷く。お腹が張っているわけではないので、お通じの問題ではない模様。傷も問題無いはず。カテーテルの違和感か?

【7/24 お腹が痛い】
手のミトンは外してもらい、腹帯をして、おしっこの管は足のパジャマから出してくださる。ありさの病室に行くと、お腹が痛いという。両手を握ってと、手を出す。父と母2人で手を握って、おじいちゃんとおばあちゃん、おじさんが来てくれる。3人ともありさの手を握ってくれる。看護師さんが顔を出してくださり「おばあちゃんよくして頂きありがとうございます」という。4時になるから「帰っていい?」と聞くと、今日は頷くので帰る。お腹をさする。手がよく動き、バスタオルをひょろりと避けて、パジャマのズボンを下げ、オムツが嫌なので取ろうとしている。手、足動かして、手を握ってというのはわかるが「お腹が痛いのは生理みたいなの」とお父さんが聞くが、ありさちょっとわからないみたいです。ありさが気付いて良かったけど、元どおりになるのは大変なんでしょうね。「気がついてくれただけでよかったよ」と父。「本当にそうです」ありさ頑張ったね。これからお父さんお母さんありさを守るから「元のありさに戻るんだよ」。ミダゾラム3ミリ。昨日と同じ。

【7/25 車椅子に乗る】
リハビリで車いすに30分乗る。ナースステーションの前まで来て、体重を計測り、車いすに座っている。最初は両足を立て乗っていたが、眠くなり車いすから落ちそうなので、看護師さんがありさのバスタオルを持って来てくださり、頭の枕に巻いてくださる。疲れたみたい。昼頃に行った時、お父さんが「こんにちはありさ。こんにちはありさ」とありさに話し掛けると、ありさが目を閉じたまま笑っている。左手がナースコールのボタンの方を持っている。ミトンの手袋は足に挟んでスポット抜いてしまい取るので、左手にナースコールを持たせているという。親指では押せないけど、人差し指では押せるという。ありさの顔を拭き、化粧水をつけ、リップを塗り「4時になったんで帰るね」と言うとうんと頷く。ミダゾラム2ミリ。体重測定44.2 kg。熱37.4℃。車いすに乗るとき試しに5分間、呼吸器のチューブを外したが、自分で呼吸していた(酸素濃度低下せずに)。終始目をつぶっている。目を開けてと呼びかけた時だけやっと瞼を開く。車いすのあとはよく眠る。

【7/26 DVDを見る】
病室に行くと、ありさ、両手にベルトをされている。ありさ、リップを塗って欲しいとくちびるに指をする。リップを塗り、顔を拭き、化粧水を塗る。髪の毛を縛る。リハビリで車いすに1時間乗る。病室でDVDをつけ、ありさ目を開けて中学の発表会のDVDを見てと言う。目を開けて見ているけど、セルシンを入れてるから眠そうです。また泣き出し、タンをとってと左の鼻を指で指す。ナースコールを押して「本人がタンをとって欲しいと言ってます」ベッドに戻してもらう。耳の中が痒いと耳の中に指で指す。綿棒がなく、、楊枝にティッシュを巻き、耳の穴の中を掃除するがよく出来ない。両方の耳の中を指差し、次に鼻を指すので、鼻の掃除をする。「4時になったから帰るね」と言うと、頷く。DVDを見ている時、先生がいらっしゃる。「今日は昨日より目を開けていますね」と。他の先生も先生が声を掛けて下さる。「よく気づきますね」「お陰様でありがとうございます。自分のことが分かって泣くんですよ。呼吸器とか色々付いているので…」「泣くのは感情表現でいいんですよ」と先生。

【7/27 ありさ泣いている】
ミダゾラムの点滴外れる。病室に行くと、ありさが泣いていて、看護師さんが話して下さっている。私たちがいる間はベルトを取ってもらえる。夜、足でベッドをドンドンしていたと言う。車いすに乗り、1時間座っている。食堂へ行き、高校野球のテレビを見る。病室に帰ってから、リハビリの先生にリハビリしてもらう。弟が来る。リハビリの様子を見る。熱なし。五十音のコミュニケーションボードの指差しは、手の自由が効かないのか、字が読めないのか、そもそも何をすれば良いのかわからないのか、よく出来ない。

【7/28 ビーチボールでキャッチボール】
ありさ、ナースステーションで車いすに乗っていた。ビーチボールで投げたり取ったり出来たと言う。看護師さん2人とも写真を撮ってもらっていた。2時間半座っていた。DVDを見るか聞いたら、頷く。部屋に帰り、ベイマックスのDVDを見る。10分程、真剣に見ていた。目を開けている時間が長い。ベッドに戻る。熱37.1℃。透明コミュニケーションボードで「いたい」のマスを選んで、下から指差しできた。下腹部に痛みがあるよう。流石に、2時間半の車いすは疲れた模様。間違いなく、日に日に良くなっている。先生に「じゃんけんできる?」と聞かれて、肘から上の手を挙げたが、ぐーしか出来なかった。特に、ちょきの形は、まだ難しいよう。

【7/29 つなぎのパジャマ】
パジャマが介護用のパジャマになり「この色が嫌なんだよね」と看護師さん。「ピンクがあるので頼んでください」と。お風呂に入れてもらい、車いすに乗ってナースステーションにいる。呼吸器のチームが来てくださり、呼吸器が外れるように見て下さる。試しに、呼吸器の設定をPSに変えてみる。1時間程行うことが大きな問題なし。週末は元の設定に戻し、月曜から昼間のみPSにする予定。呼吸器設定変更→換気数6吸気圧5。看護師さんより、今日の夕方から、呼吸器の設定を変えて様子を見る。週末から呼吸器を外す練習をするとの話。これから毎日、車いすに乗ったりするので介助をお願いしますとのこと。先生から話をしてもらう予定が今日はダメになる。看護師さんとこれまでのありさのことを話す。ありさ、色々な人に診てもらい疲れたのか、外を指して帰れと暴れる。足のベルトをしてもらうのは、いやで、両手で両足を抑える。可哀想です。熱なし。昨日よりも反応が良い。大きく口パクをした。話している内容が読み取れた。お風呂とシャワー浴が続いたので、寝る時間が長い。尿が出にくい模様。

【7/30 お風呂に入りたい】
靴下を買って持っていく。ベルトが足の指を傷付けると困るから。オムツからおしっこがシーツまで濡れている。口パクで「おふろ」とありさが言う。聞き手が悪く、すぐにわからなかった。お風呂に入りたいよう。コミュニケーションボードは、手がまだよく動かさないのと拘束されているので、まだ難しい。「あいうえお」が読めるか聞いたら、読めるとのこと。廊下を通った看護師さんに話すが来てもらえない。バスタオルを入れておく。1時間半後、薬を入れに来て下さった看護師さんが、もう1人の看護師さんと替えて下さる。「病院」も言う。ありさが口で言うが、こちらがわからなく、ありさがもういいという感じで怒ってしまう。ごめんね。ありさ。わからなくてごめんね。換気数8。

【7/31 仕事が気になる】
口パクで「しごと」「会社へ連絡」「電話」とありさがいう。手でコミュニケーションボードの五十音を刺すのは、まだ難しい。「へ」は容易に探せたが、多分「れ」が見つからなかった??手もまだ自由に動かせない。「会社に連絡して、身体が治ったら行くと話である」と言うと「うん」と言う。「何の病気?」と2回聞く。「お腹を手術してもらって、脳の病気」と言うと「何の病気?」と聞く。「ありさの病気は治る病気だから大丈夫だよ」と言う。口パクが通じず、何度も繰り返していたら、呼吸に影響があったようで、SpO2が90%を切ったため、一時的に30分間程、酸素濃度を30%に上げる。その後、21%に下げたが、問題なし。おじいちゃんとおばあちゃん、おじさんが来てくれる。おじさんがミッキーとかのぬいぐるみを持って来て、ありさに持たせてくれるのでびっくり。ありさの手を握ったり、腰をさすったりしてくれる。みんなが帰るとき、バイバイと手を振る。顔が痒い。右手の酸素をはかるのが付いている手でかくので顔が真っ赤です。看護師さんがタオルを持って来て拭いてくれる。きやすめかもと拭いてくださる。ありがとうございます。帰るとき、足をバタバタする感じがしたので、心配したけど、看護師さん2人がベルトをしてくださるので、帰る。両手で、ありさバイバイとしてくれる。病院のベッドが嫌だともありさ。「寒い。タオルを掛けて」も、わからなく、ありさに服を2回引っ張られる。夜、弟と母が話す。こちらがありさの口の動きがわからなく、ありさが怒ってしまう。ごめんね。「わからなくても、自分を責めないで。お姉ちゃんを怒らないで」と。足を拭き、クリームをつけるとありさが「ありがとう」と言う。

↓お見舞いでもらったキティちゃん
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※4月から3ヶ月間意識不明になり、7月にやっと意識が戻りましたが、まだ、この時のことは記憶がありません。振り返ると、赤ちゃんに戻っちゃったみたいで、なんだか恥ずかしいです。。でも、こんな状態の時でも、仕事とか会社のことを心配してるのが、我ながら、ちゃっかり、しっかりしてるなぁと関心。関心。笑