昨年 小林愛実さん目当てで行った
NTT東日本のN響コンサートがよかったので
今年も行ってきました
今回はシベリウスとグリーグの北欧もの。
コンサート前に
伊勢丹でシャンパン飲むかと言っていたのですが
ノエルアラモードは終わったところで
HUBで一杯飲んでいくことにしました。
ハッピーアワーの一番搾りと
HUBグレープフルーツ
ビールとセットの一品はフィッシュ&チップスに
これでトータル7€!
日本って安い!!
改めてオペラシティに来て感じたのは
前の席との間隔が広い
人が座ってても前を通れるレベルです。
中央部はほとんど傾斜がなく
ほぼフラット。
今回は前から9列目。
指揮台ちかっ!
さすがオペラシティの音響で
音は正面からも聞こえてくるけれど
右からも左からも上からも押し寄せて
空間に音が満ちている感覚でした
シベリウス 交響詩「フィンランディア」
あ~、よく聞く名前よね!
という感じで、個別認識はしていなかったのですが
ロシアの圧政下からの
フィンランド独立のテーマなんですね。
これ、ここ数年
世界中で沢山演奏されているんだろうな・・・
力強いこの曲は
N響によく合っていると思いました。
1曲目から弾きこんでる感あって盛り上がります!
シンバルで耳が潰れるかと思った~
グリーグ ピアノ協奏曲イ短調
ピアノは萩原 麻未さん。
2010年にジュネーブ国際で優勝した女性ピアニスト。
最近は、わりと走り始めのピアニストさんの演奏を
続けて聞いていたから
かなり慣れている感じで上手ですごかった!
パワーもある。
腕がすごい。上腕二頭筋がすごい。
弾き方を見ていて
腕の重さをのせて!とか
上半身を全部指に乗せて!とか
むか~しピアノを習っていた時に言われていたのは
こういう事だったんだな、って思う。
幕間。
ホワイエで沢山の人が飲み物を飲んで語らっている。
ただそれだけのことがちょっと嬉しい☺️
ペール・ギュント組曲 第一番 第二番
これもよく聞く名前!
という認識でしたが
曲自体も よくBGMで使われてて
知っているものばかりでした。
イプセンの戯曲に音楽をつけたもので
元の話が
主人公ペールがクソ男すぎる
ソルヴェイグという恋人がいながら
結婚式で花嫁を略奪してきて
飽きて一日でポイ?とか・・・
旅に出て大儲けしては
騙されてすっからかん。
モロッコの砂漠でスカンピンになって
恋人の待つ故郷に帰ろうと思う 「朝」
え!この曲って もっと爽やか~なイメージだったのに~
せっかく儲けたお金を
アラビアの部族長の娘にだまされてスカンピン
魔王の娘に手を出して
怒ったトロールに追い掛け回される
最後、故郷に戻ると
年を取り 視力を失った恋人のソルヴェイグが
ずっとペールを待ち続けていたという「ソルヴェイグの歌」
非常に有名な泣ける旋律ですが
意外とN響の演奏は
アッサリと爽やかに仕上げてきました
酷い!ひどすぎる話!
でも、昔は
航海に出る、旅に出るっていうことは
こういう事だったのかもしれません・・・
オペラも筋はしょうもないの多いし
そんなもんでしょうか・・・
気になる人は話の筋を調べてください
コンサートに行く前は地味な曲だと思っていた
アラビアの踊り
打楽器シャラシャラですっごく楽しかったー!
神業的タンバリン!
N響でやってるっていうことは
日本一のタンバリストに違いない!!
と思ったらトライアングルに鈴も出てきて
にぎやか~
組曲の最後の方だったと思うけど
弦楽器のボウイング?が
小刻みで大変そうなところがあって、
ユーモラスで吹き出しそうになってしまった
どの曲も非常に練度が高く
非常に満足度の高い演奏会でした。
次回の参考に
15列目くらいに行ってみる
これくらいがちょうどいいのかな~
帰りにアンコールが張り出されていました。
カーテンコールの写真は
撮って良いことになっているのですが
拍手していてすっかり忘れてしまったので
公式からお写真を拝借。
前半と
後半
指揮の園田 隆一郎さん
オペラの指揮が多い方だそうで
ドラマティックで聴きごたえのある演奏でした!
カーテンコールのときも
ずっとにこやかで目力が凄かった!
やっぱりコンサートはいいですね~
新宿高島屋で買っておいたお弁当で
おうちで晩ごはん
楽しい一日でした!