去年2022年の5月18日。

タチアオイが咲いているのを見て、「やっぱ欲しいな」と思い立つ、姉。

タチアオイは、
『タチアオイがてっぺんまで咲いたら夏が来るんだって』
というセリフのある漫画を昔読んだ。
濡れ場のシーンであった(笑)
(参考:瞳・元気KINGDOMより)


とはいえ、タチアオイなんて苗で売って無いわけ。
変わった八重咲きで「ホリホック」で売ってるものならあるのかもしれないけど、近所でタチアオイの苗を売っているところは見たことがない。
種売り場に種はあるけど、色がミックス。

姉は「白いタチアオイ」が欲しかった。

ので、メルカリで個人の方から抜き苗を購入した。

3株入っている幼苗である。
取り急ぎ苗の保護のために鉢に入れてみる。

送ってくれた人のためにも「大事に育てます!」と心に誓う。



ある程度大きくなったので地植えにしてみるが、

想像より背丈が伸びず、でも葉っぱがデカくて3株を近くに植えたことを後悔する。




ある程度成長したが花が咲かぬまま夏が終わっていく…。

この時点でタチアオイが宿根草/多年草である事を知らない姉は、必死で毎日「種だけでも…種だけでも…」と頼み込む。



秋ごろに庭を開墾し、日当たり的にも問題のなさそうな場所へ移植する。


タチアオイは基本的に移植を嫌がるらしいので、根を崩さない様にガッツリ掘って、そのままポイっと植えた。


そして冬になったころ、多年草やら宿根草の知識を得ている姉は、2023年に期待しながら株元へ不腐葉土をかけて無事に冬越し。


割と冬も多少の葉っぱが残っていた。


そして2023年初夏!

春先までは3株揃っていたが、5月と同時に1株消えた。

元々小さかったので、十分に苗が育たなかったようだった。

無念である…。




しかし届いた時に一番大きかった子が、そのまま大きくなってきている。

今年こそ‼︎という期待が膨らむ。


左側の中サイズだった子は、そこまでまだ大きくなく、もしかしたら左側の子は来年咲く子かもしれない。


今はただデカくなれ!!と応援しているところ(笑)


2年目のタチアオイ、どうやら成長は割とゆっくり目で、1年目は咲かないタイプらしい。

地道なやつである。

そしてダメにした子を見て思ったが、タチアオイは宿根草のように根そのものよりも、株元にある膨らみ?成長点?に命が入っている様である。

だから宿根草というよりは、多年草って方がしっくり来る気がする。


毎年道端で同じ場所に咲いている子たちは、何年もかけて根を張っているんだろう。


今年も花が咲かないと姉庭に夏が来ないな。

あと1、2ヶ月後の夏にどうなっているか楽しみである。