今回アメピクで取り上げていただき、沢山の方に読んで頂きまして有り難うございます。遡って読むのも大変かと思うので軽く自己紹介をさせていただきます
旦那さん、２０歳、１７歳の娘、０歳１０ヶ月から預かっている4歳の里子おうちゃんと暮らすアラフィフ養育里親です。
おうちゃんは４人きょうだいで上の３人は施設（３人目は最近まで里親宅でしたが措置解除により施設に移りました）にいます。実のお母さん、きょうだいとはゆっくりとですが面会も進んでいます。
いつか会えなくなるかもしれないおうちゃんに読んでもらえるように、そして養育里親に関心がある方に一緒に考えたりしてもらいたくブログを始めました。
宜しくお願い致します
約１年ぶりにきょうだい４人での面会がありました。
前回と違うのは施設組２人と里親組２人ではなく、おうちゃん以外はみんな同じ施設からの登場でした。
前回はもう少し照れた感じとか人の話を聞いている雰囲気があったのに、今回は「カオス」の一言でした。
みんなずっと大声で喋り、動き、罵声、喧嘩、
お菓子を食べながら遊ぶ遊ぶ
特に２番目と３番目が笑うしかないレベル。
元気で怯まないおうちゃんも流石に何度か泣きが入りました
それでも上２人は荒々しさの中にもおうちゃんへの労りとか面倒見の良さがありましたが、数ヶ月前に里親宅を委託解除になった３番目は前回会ったときとは全く様子が違いました。
全く笑わない。
人を見る目が険しい。
挑戦的。暴力的。
あんなに大好きで執着していたおうちゃんにまで罵声と意地悪を言っていました。
私は児童心理の専門家ではありませんがこの子の中にある消化できていない激しい感情に圧倒されました。
来年小学一年生。この様子のままならクラスでも大変だろうな…。
かと思えば、私が平常心でゆっくり頭を撫でながら話しかけたら、じーっと私の顔を見つめて膝に座り頭を胸にもたげてきました…
何があったんだろう。
何を思ってるんだろう…
誰がこの子の心を修復できるんだろう？
上の二人もそこまでではないけれど
明らかに興奮状態でした。
（施設の担当さんが言っていました）
最近、３人はお母さんと結婚相手の人とも初めて会ったとの事。
帰れるかもしれない期待、でも不安。
小学生の子達にはいろいろな感情が消化できないんだろうな。
そしてお別れの時間。
３人と別々の車に乗ったおうちゃんはシクシクと泣き出しました。
だれかとお別れの時に泣くおうちゃんは初めてです。
楽しかった遊びの時間が終わって離れる寂しさなのか。
それとも記憶にはないけど実の家族と離れる切なさを思わず感じてしまったのか…。
私にはわかりませんでした。
ただ、何度も「おうちゃんのおねえちゃん達だよ」と教えているのに
「お友達ともっと遊びたかった」
と言ったおうちゃん。
いよいよ混乱してきてるんだろうな。
今年初のおうちゃんとの合作雪だるま。
何か慈愛に満ちた表情になって拝みたくなりました笑
