◉アジア建築学生国際サマーワークショップ終了

ひとつのプロジェクトが無事終わりました。

今回ご縁をいただきまして、『アジア建築学生国際サマーワークショップ』を、ラシークの古民家でしていただけることになりまして、たくさんの方のご協力のもと、こんなにステキな作品が、ラシークの顔となる部分に施工されました꒰*´∀`*꒱

素人目線ですが、私なりに今回のプロジェクトをまとめさせていただきます。

アジア13ヶ国から17名の建築学生さんが、参加して、日本建築設計学会の大学教授や建築士の方々の指導のもと、３グループに分かれての作業になりました。

国も言語も違う初めて会ったばかりの学生さんたちが、お互いの意見を出し合い3日ほどで設計をし、2日半で施工をするという、とてもハードな課題でした。

そんな限られた時間の中で、お互いにコミュニケーションを取りながら作業を進めていく学生さんたち。

ちょっとしたハプニングやお楽しみなどで、わぁーっと歓声が上がったりと、日数が経過するごとに、笑顔が見えることも多くなってきました♪

そして、完成した作品がこちら。

三パターンの格子状のフィルタリングアーキテクチャです。

こちらの作品の面白いところは、ただ正面からの見た目のみではなくて、立体や空間も持たせることによって、どの角度から見ても楽しめるというところで、例えば影の部分も時間とともに変化していくというデザイン性のあるものだったり、キッズスペースの窓ということから、外からも中からも向こう側が見える構造になっていたりと、工夫の凝らされたデザインになっているところです。

三パターン、それぞれに素晴らしい作品で、思っていた以上のクオリティーの高さで、感動しました！！

お子さんが触っても、口に入っても安心のオイルを使って仕上げているのも、有難い心遣いです。

完成した作品のお披露目で、議員さんや、建築学会の方、報道の方など、たくさんの方が来られました。