6月に入り梅雨の時期に突入ですね☔️
さて❗️今回は「単数形のthey」Part2です✌️
前回は「単数形のthey」の1つ目の用法を紹介しました❗️メリアム・ウェブスター辞典に新たに加えられた2つ目の「単数形のthey」は、「used to refer to a single person whose gender identity nonbinary(ノンバイナリーなジェンダーアイデンティティを持つ単数の人を指して使われる)」と定義されています🤔これをさらに日本語でかみくだくと、「男性でも女性でもないという性自認を持つ個別の人について使われる」三人称単数形の代名詞「they」を指しています❗️
「ノンバイナリー(non-binary)」は、英語圏では昨今、「男性、女性という2つの性別にとらわれない」という性自認の意味で使われるようになっています。Heあるいはsheという男女二分法で自分を表すことに心地の悪さを感じてきたLGBTQの人々の主張から広がって、一種の流行語のようになりました。日本でも、最近は英語圏と同じく性自認の意味で「ノンバイナリー」と使われているのをよく目にします🧐
さて、この新たな「単数形のthey」の使用法ですが、メリアム・ウェブスター辞典では、例として、ノンバイナリーな性自認を持つ友人を誰かに紹介するなら、
“This is my friend, Jay. I met them at work.”
というふうに使うと説明しています。「こちらは友人のジェイです」と紹介したあと、「them(この方、この人)とは職場で知り合いました」と、him(彼)やher(彼女)ではなくthemという男女共通の代名詞theyの目的格を使って話を続けるという方法です。こういう言い方であれば、自分を男性でも女性でもないと認識しているジェイさんにとっては、性別を勝手に決めつけられることなくジェンダーニュートラルな形で自分を紹介してもらえますし、その紹介を聞いた方は、ジェイさんはノンバイナリーなのだなと察することができるわけです😊同辞典ではこの2つ目の「単数形のthey」を、わかりやすく「ノンバイナリーなthey」とも表現しています❗️
このように、古くからある変則的な総称としての「単数形のthey」と、新たに加えられたノンバイナリーな性自認としての「単数形のthey」。どちらもジェンダーニュートラルな三人称代名詞としての「単数形のthey」なのですが、前回の投稿で紹介したものは、特に性別が重要でない状況や文脈で、一般的な人という不特定の意味で使われるのに対し、今回紹介したものは「Xジェンダー」とも言われるノンバイナリーな性自認を持つ人に対して特定的に使われるのが大きな違いです🤨同じ「単数形のthey」でも、このようにそれぞれに異なる使用目的や意義があるので、新しい英語を学ぶ際に不要な混乱や間違いを生まないためにも、この違いをよく理解しましょう❗️


