固定観念が取れてきてから、


「○○したらお母さん認めてあげる」

その言葉を流せるようになった。


別にあなたに認めて貰いたくて私はそれをしているんじゃない、言わないけれど、



教えてくれたのはM君だ。


「僕は流行りの歌や、一過性のブームがよく分からないんです。キャンプを始めたら楽しくて、それが今ブームだったなんてあとから知りました。Yさんは、きっと流行りを追いかけてる女性だと思ったけど、本当に好きな物だけに没頭する、その自分の好き、を極めるところ、知らないことはすぐ調べて自分の知識にする事が

凄いな、努力家だな、僕の仕事で京大出ている先輩とも同等に話せていて凄い嫁さんだなと言われました。」


いやいや私はただ好きなことにしか興味無いし、分からないことは全く分からない、出来ないよ?


しかも流行りしか追ってなかった事もあるし、多面性があるから、知識があるように見えるだけだよ?

コンビニのバイトだって難しくて続かないもの。




僕は今資格を取るのに初めて勉強しています。

そしたら勉強が楽しくなってきました!



その言葉…。その言葉は、幼い時に、勉強ができる人が言う言葉だ!!なんか二宮金次郎だかなんだかで読んだ気がする。私は1度もそう思ったことがない。



アウトドアなんて、全くの初心者で、キャンプのことなど本当に何も分からない私は、好きだからもっと知りたい。それは誰かに認めて貰いたくてやってる訳じゃない。

下手くそでも、小汚くても、どうやったら私好みのカッコいいレイアウト出来るのかな?


明日使うファシル。張れるかな…


原動力はそれだけであり、ゴールはない。

何か流行りの系統の形などあったとしても、それとは違って自分が好きなキャンプギアを使って、1泊2日の非日常を、好きなレイアウトにチェアを置いてぼーっとしていたい。そして自然の中のその一瞬を撮っておきたい。




インスタでオガワテントや、スノーピークをフォローして皆の創り方を見る。最初は真似ることしか出来ない。真似ることすら難しい。


けど出来た時が嬉しい。その出来た!は、第三者の視点ではなく、ほぼ自己満足だ。映えなくてもいい。



私の中で誰かに認めて欲しい…が消えた時、全てが楽になった。


仕事で賞を貰うより、昨日みたいに、お客様の笑顔を見るのが好きになった。


だが年の功。

それが売上だったり、本当の営業に繋がる事、

と考えてしまうのはもう致し方ない。そこまでもう純粋には戻れない。



それでも何となく原点に立った気がした。



最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます。