遊び慣れてないとはいえ、

前旦那の時から悩まされた、



酒の飲み方


なぜ自分の限界を分からない?

ここが田舎とはいえ危険がいっぱいの中、


なぜそうなる?つぶれる?



そんなに飲まなきゃいいのに

食べなきゃいいのに。。。。



年下だからとか関係ないかもだけど、


酒に飲まれる自分位はわかってて欲しい。

薬を飲んでいても、適度な酒を許されている私ですらコントロールできるのに、



私は、もう、飲み会のようなものは好きじゃない。


年上の方はそういうのは少ない気がする。

遊び慣れてないのか、加減を知らないのか、



お盆の土曜なんて混むに決まっているから、

やめようと促したけど、


効かないので、

好きにさせ、


オーダーしても来ない会計をすませ、


電車を待ってる。



最終電車が、早すぎ…。

そんなに遊べもしない街で、


グダグダになって歩くM君を、


やっと待合室に連れてきて休ませた。

1人では絶対に帰れないレベルで、



椅子から落ちそうになる彼を見て、

前夫とは違う感情を抱く。



と同時にこういうダメ男にしてしまうのはやはり私であり、


どのようにしたら良いのか、駅のホームで考えていた。


このままだとアル中になってしまいそうなぐらい、皆私と付き合う人は酒を飲む。潰れる。



私はかなり酔っているM君に、一緒にキャンプ行きたいよ、飲むのではなく…



そう伝えたけど酩酊状態の彼に届く訳もなく、




ずっと前に、

誰かに、男を堕落させる女だなと言われたのを思い出す。



酔っぱらいは嫌いだ。


けど、前と違うのは、本当に真面目に生きてきて、

分からない事を伝えると謝り、1人で飲みに行くことはしないこと、約束した。



私といるとストレス溜まるのは仕方ない。

コロコロ変わる私だから。


2人下車して生ぬるい風が吹く夜道を歩く。

しっかり腕を組んでないと、しゃがみこんでしまう彼を導く。



「僕が正しい道に導きます!」



少し私は笑った。

確かにそうだね、いつもありがとう、

酔いつぶれたことの無い彼の手を握り空を見た




綺麗な星空。

「もうすぐ家ですよ〜。私はやはりキャンプで飲みたいな」


「はい、ごめんなさい」



意地悪かもと思ったけど、

「酒に飲まれてしまうような年下より、大人の男性が私は好きです。


でも何故か、あなたのことは大好きです。」



怒っているのに優しい不思議な気持ちで、家に着いた。




最後まで御付き合い下さりありがとうございます。