実は、
結構楽しみにしてた。
「海がみたいから、今度行くからね」
絶対口だけで、来ることないと思ってた。
母が私達に会いに来るなんて、
ちょっと信じられなくて、
会うとすぐ喧嘩してしまうけど、
M君と結婚した私を
今まで本当は心配していて、
今回は本当に祝福してくれてるんだと伝わってきた。
どうしてあの時あんなこと言ってしまったんだろうとか、
車の運転はもうやめてって言っても、
意地張ってやめなくて、
今日は電車で来てくれるけど、
なんか
ごめんなさい
色んなこと思い出した。
だけど小さい頃のことばかりしか私は思い出せなくて、
母は私の色んなこと覚えていて、
初めてかなこんな気持ち。
それとも昔感じたのかな、
あまりにもやさぐれて記憶もなく、
忘れてしまった私の記憶ではなく心を、
なにか新しい気持ちを
取り戻している。
それはM君に出会ってから本当に強くなり、
「お義母さんは心配してあんな風にいっているだけです。Yさんは、それに反応しすぎだから、お義母さんはYさんに何話していいか分からなくなって、
それでも大切に、本当に大切にされてきたんだなと、
僕からは見えます。
優しく接してあげてください」
……吹奏楽の練習で、中学の時、大会前で7時越えた時、うちの母だけ迎えに来て、
「帰って!!
私に干渉しないで!」
過干渉で、そんなんばっかだった。
大切にされて……???
考えたことなかった。
M君と会ってM君の環境を知り
それは最近強く感じていた。
それを簡単に母にに伝えられないけれど、
ありがとう😢😭😭
お母さん…。。。
海外に置いてけぼりにされた時も、
どんなときも
けれど何かずっと糸が絡まって居るようで、
素直になれなかった。
お母さんを嫌いな子供なんて、
いるわけないんだよね。
本当は、
大好きなのに、
何かがズレてしまっただけで、
海がみたい………。
そう、海みたいな存在だってこと、
私は生きている間に気づくことできて、
やはりこの結婚は、どんな形でも祝福されていると感じた。
空白の時間を超えて
1人でキャンプし始めて、
海外に置いてけぼりにされて、
誰かを本当に愛して得た自我同一性。
精一杯もてなそう。
自分ひとりで歩き出すのは遅かったけれど、
正しい道に導いてくれる人の手を握り、
母にテントと、海と、ラストチャペルウェディングを見せよう。
最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます。