母に届いた黄色の胡蝶蘭は、




想像してたよりずっと素敵だった!※母の写メ

母、大喜び‼️



コンパクトながらキチンと花もついてて素敵✨


母とMくんが電話で初めて話した。


そして私に、

「黄色の蘭は、初めてだよ、なんだか元気を貰えました。あなたはきっと今幸せなのわかるし、どんどん良くなっていくよ、ありがとう」


そう言った。


もうだいぶ実家へ帰ってない。

4月に帰り、お墓参りをし、父に報告する。



そして、その後キャンプへ行く。


昨日も休みだったM君に夜ご飯作ってもらった。



美味しすぎた。


そして私がお弁当を朝作る



そんな毎日がとても嬉しい。



2人とも自殺したいくらい辛い時を過ごしてきた。

2人ともこんな生活を夢見た。



生きる為だけに精一杯だった。


「1人じゃないよ」



それだけで、

もう十分だった。



新しい薬はフラフラするがより頭をハッキリさせた。


相当強いんだと思う。統合失調症の薬だ。


けれども今の私を保てそうだ。

また、1人消えていくような喪失感を味わうが、


誰かが統合した。


あの人と過ごした日々が薄れていく。

けれどもありがとう、

って思えた。



携帯に写真は沢山残っているのに、

なんだか他人のものを見ているようで、



思い出に感情が消えていった。

チャペルウエディングは確かにしたけど、

少しずつ消えていくあの景色や、あの人の顔。



小さい頃、私は泣き虫だった。男子にからかわれるとすぐ泣いて、母に抱きついた。


母はまだ若く、私を抱きしめるためにしゃがんで居た。


走っていって抱きしめられた感覚が戻ってきた。


あれが本当の私だ。


黄色の胡蝶蘭を、母が生きているうちに贈れたのは、M君を心から愛したから出来た。



初めてキャンプへ行った時、

みな騒いでる中で、

彼はひたすら覚えようと夢中になっていたから、

話しかけた。


何を作ってるの?って。


「まだ何もかも初めてででも自分なりに色々考えてます。」



その笑顔は今でも変わらず、

「Yさんと明後日キャンプ行くから、お揃いのシェラカップを買いました。」


スノーピークのシェラカップ



前もそう言ったよね、たしか。

なんだったか忘れたけど。


目まぐるしく記憶の断片がテレビの巻き戻しの様に流れる。


その中で、



キャンプで見た月だけがハッキリと刻まれている。

それと星座盤と星。



私のテント



ここでリセットしてきた。

キャンプする度に取り戻してきた。



はっきりしている事がわたし、主人格が体験したものだ。傷も結局私自身受けていたが、それを克服しようとしている。


それだけ暖かいものを、

普通の人はだいたいそれを皆持っている。


私はようやくそこに追いついた。




最後まで御付き合い下さり大変ありがとうございます。