朝起きたら、


隣に彼がいて、

安心した。



二度寝したら、電話が来て、毎日起こしてくれる。

けどまだ名前で呼べない。



きっと皆新婚の時はこんな感じなんだろうなって、

誰もが味わう経験なんだろうなって、



自分が何故これを得れなかったか、

そして何故今なのか、



色々考えた。


冥土ノ土産か?

とかも思った。



それだけ感情が無かったのと、

そんな人に出会えなかった。



あまりにも辛すぎる結婚生活は自分自身で引き寄せ、

それを手放すのには勇気がいったけど、




本当に嫌な結婚生活なら、あーだこーだ悩んでるより手放した方がいい。



けどその悩んだのが私を成長させた。

キャンプで、自我同一性を得て、


なんの未来もなく、自分が傷つくだけの、生活を、

世間体も何も考えず、

精一杯頑張ったうえで手放した結果、



やはりいい方に運命が動いたのだと思う。



アスペYが憧れるハイスペックに当て嵌めて、

実際はどうだったか。



そうやってその時その時の人格で変わってしまう人生に翻弄された。


男性をよく知っている知らない私も居る。


今の私が本当の私だ。実感している。

だからどんなに幸せでも心が痛い、あちこちの傷が痛む。



付き合い始めの幸せを今初めて味わっている。

こわい。


それでもやっと自分で歩き始めた。



苦しい結婚生活を与えられなければ今の私も居ないし、離婚しなければこの幸せは得れなかった。





不幸な時ばかり続くことは決してない。


その言葉と、幸せばかり続くこともない、


でもそれは、自分自身が選んでいることが分かった。

願えば叶うのではなく、

そのためにそれに近づく努力をしたか


なんだと思う。


こうやって今の幸せに意味づけをしなければ生きにくい私は生きていけない。



心に穴が空いているようにどこかの記憶も抜けている。



固定観念が邪魔して本当に愛する人を傷つけた。

家族全員で。



あの人にまた会えた気がする。

彼はあの人と一回り違いの同じ干支、

私がこの人の子を産みたいと初めて思った人。


結…。



やっと赦されて私は全ての固定観念を払拭出来て、

彼と出会えた。


愛した人との記憶はほぼ抜けている。


神がまだ私に居て、導いてくれた。

キャンプをして自然に触れて、


鳥、月、青空、星、


そしてこの海のある田舎街。



彼の選んだ色は


私が去年植えたそれと色が同じだった



黄色と紫のビオラ、

心に同じ花が咲く人。



ただの偶然だ。

だけどきっとその偶然の中に、自然の流れの中に、


幸せを見い出せたのは、


幼いころ、四つ葉のクローバーを見つけた時みたいに純粋に嬉しかった。🍀*゜



最後までお付き合い下さり大変ありがとうございます🍀*゜